箱根 駒ケ岳(1557m)・神山(1437.8m)


2010年2月14日(日)曇
写真 桐生さん、鈴木・文 鈴木

コースとタイム
鎌ヶ谷市役所5:43→防ヶ沢登山口8:55→防ヶ沢分岐→駒ケ岳11:25(昼食)12:10→防ヶ沢分岐→神山→大涌谷分岐→大涌谷駐車場14:50→鎌ヶ谷市役所19:49

曇ってはいるが風もなく暖かな朝ですが、頂上はさぞかし風も強くて寒いだろうなと思いながら防ヶ沢登山口から登り始める。
少し登っていくと、クマザサやツツジ、アセビ等の葉、ロープにまで、今は平地でもなかなか見ることのできないツララがぶら下がっています。たちまち撮影会が始まり登りは少し遅くなりましたが、予期せぬ雪と氷の芸術に皆感激です。
こういう光景には長年雪山を登っている人でも滅多にお目にかかれないのだそうです。
雪とツララの重みで垂れ下がった枝はまるでスダレのようで、中腰になってかき分けて進む度にジャランジャランと音を立てます。駒ケ岳頂上のロープを張った杭にも片側だけ氷が付き、サランラップを巻いたみたいにテカテカ光っていました。
頂上から富士山は見えなかったけれど、明星ヶ岳の大文字や眼下の芦ノ湖、相模湾はよく見えました。
ロープウェイ頂上駅で昼食を摂り、箱根山最高峰の神山へ向かいました。頂上は狭く展望もないのでさっさと大涌谷へ、途中から硫黄の匂いが鼻を突き、大涌谷噴煙地の煙が見えてくるとバスの待つ駐車場はもうすぐです。
今日は穏やかなハイキング日和で、思いがけず芸術鑑賞も楽しむことができました。
御殿場会館(500円のところ20人以上団体割引きで450円)で入浴、無事鎌ヶ谷市役所に着きました。
       防ヶ沢登山口

 県道75号線沿い、道端のうっかりする
 と見過ごしてしまいそうなところにあり
 ます。ここでラジオ体操をしていざ登山
 開始です。
               木の幹についたツララ
  クマザサのツララ
          駒ケ岳頂上ツララ街道を歩く
  駒ケ岳展望台から芦ノ湖
                枝に付いた樹氷
  春を待つ赤い新芽
                アセビに積もった雪



駒ケ岳頂上
左は駒ケ岳神社




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