白 馬 三 山
栂池自然園着 12:10 標高1,850m 

栂池はガスと強風がウソのように晴れていました。


杓子沢
白馬鑓温泉までは3つの沢を渡りますが、
これが最初で一番大きい。
涼しいので一服している人が多い

まずは汗をながしに温泉へ、山小屋に温泉は最高の贅沢です。
ビールは後回しです。

鑓温泉の標識

ここから鑓温泉小屋までは20分です。
意外に早く着きそうなので、ここで写真を
撮ったり寝そべったり散々遊んでしまった。

白馬三山 1日目

霧の中にお花畑の出現です。
トリカブトとサラシナショウマ
鑓温泉小屋 標高2,100m 12:00到着

1泊2食9,000円を支払います。
山小屋スタッフの話によると今日は混んでいるとのこと
雨がポツポツ降り出した中、続々と宿泊客が訪れています。
この小屋は雪崩の危険があるため7月中旬から9月末までの
季節営業で、この後解体され来夏再築されます。そのため
簡素な造りで普通の山小屋にある、濡れた衣類を乾かすための
乾燥室はありませんでした。

露天風呂入口
基本的には混浴なのですが、夜の7時から8時は女性風呂になり
女性風呂が男性風呂になります。混浴なので明るい日中は女性は
水着を着て入っていました。

7時から8時は雨がザアザア降って入れませんでしたが、小止み
になった時入った女性によると熱湯風呂で長くは入っていられな
かったそうです。

テント泊の人も300円で入浴できます
白馬岳山荘到着 13:45 標高2,832m

一泊2食9,000円を支払います。長野県と富山県の県境でもあります。
ケーキセット850円 お値段も手ごろで
おいしかった。
今回の山行目的の2つ目は雲上レストラン
でのコーヒ-タイムでした。

願い叶ったり。
栂池自然園⇒パノラマウエィ⇒栂池高原⇒バス⇒
長野⇒新幹線で帰宅。

白馬大池山荘で休憩

ガスが深くて目の前に行くまで建物があることに気が付きませんでした。
山荘の近くでは咲き終えたチングルマの畑が見事でした。
夏に来てみたいな。

1杯100円の味噌汁は冷えた体に優しく、コーヒーも200円とお安いです。

白馬大池山荘を過ぎるとゴロゴロした岩の上を歩きます。
白馬大池は向こう岸が見えず、ザブンザブンと波だってまるで海のようでした。


                                   雷鳥

雷鳥は危険から身を守るため、晴れた日には姿を現しません。
冬に向けて羽が白っぽくなっています。
今夜は20代の女性3人と同室になりました。ひとしきり雑談を交わした後眠りに付きましたが、
一晩中ガタガタと風の音が止まず熟睡することが出来ませんでした。

白馬三山 3日目

白馬山荘の夕食 山小屋でタコと紅白なますを
食べるのは初めてです。

アルバイトの”やまもと君”は地元の高校生
「写真を撮ってもいい?」と尋ねると「先生に聞いてくる」
、先生もレストランにいらしたのです。

素直で可愛い若者です。

杓子岳頂上のワンちゃん
自分の水、食料を背負っている。
これだけ高い山で登山犬?に出会うの
は初めて、飼い主は外国の方でした。
杓子岳頂上 標高2,812m

地図上では白馬鑓ヶ岳から
40分となっていたが1時間
かかりました。

三角点を倒してしまったリーダー

9月17日()

今日のコースは白馬山荘⇒白馬岳⇒白馬大池山荘⇒栂池、5時間30分の予定です。
お天気が良ければ眺望の良いコースなのですが、ガスがかかって望めそうにありません。

台風の影響か昨夜からの風が止まない中、白馬山荘を出発。5:45 

白馬岳頂上 標高2,932m
強風とガスの中を20分歩いて頂上に着きました。


猿倉山荘 標高1,230m

連休の初日とあって身支度を整える登山者で
いっぱいです。朝食を摂り、洗面を済ませ
6:30にスタート。
白馬鑓ヶ岳頂上 標高2,903m

稜線を振り返ると先月登った剣岳の雄姿が見える。


鑓温泉小屋を6:00に出発、白馬、天狗山荘
との分岐まで3時間の急登です。
振り返ると鑓温泉小屋が小さく見えています。
目覚めると昨夜の雨がウソのような日の出です。
良かった。5:40

9月16日()

今日のコースは白馬鑓温泉⇒白馬鑓ヶ岳⇒杓子岳⇒白馬山荘泊、歩行は6時間の予定です。

白馬三山 2日目

山小屋での楽しみの一つに一期一会の”山友”との語らいがあります。
旧知の間柄のように「どちらから?」「どちらへ?」に始まり、情報の交換に花が咲きます。

お話を伺ってみると、温泉とビールが目的で1泊、翌日猿倉へ下山の方も多いようです。
最近は山ガール、山ボーイが多くファッションを見ているだけでも華やいできます。


夜になって又雨が降り出し、明日の天気を心配しながら眠りにつきました。
午後は雨が降ったりやんだりで露天風呂から夕陽を見ることはかないませんでしたが
半露天の女性風呂に2度入り雄大な景色を眺めたことで満足しました。
最近はグループで訪れても寝る時は1人用のテントのようで、カラフルな小さいテントです。


お湯が熱くて、足から少しずつ慣らして
やっと体を沈めました。
女性風呂は半露天で降りだした雨が背中
に冷たく、屋根のある方へ移動、湯桶は
一升枡のようです。

テント場を登っていくと鑓温泉小屋
の露天風呂が見えます。
湯煙りを上げる源泉の流れと雪渓
鑓温泉小屋のテント場
流れているのは温泉です。
流れに沿って登って行くと、
ガスの中にうっすらと鑓温泉小屋
の建物が見えています。
クリックして下さいね。
雪渓とシシウド
トリカブト、アザミ、シシウド
トリアシショウマ
キンポウゲとタンポポ
この辺りは雪渓が解けたばかりらしく
平地で春に咲く黄色系の花が多い。
盛りは過ぎていたがタンポポも咲いています。
ヤマガラシ  
菜の花に似ています。
振り返ると白馬岳は雲の中
ヤマガラシ  菜の花に似ています。
ヤマガラシ  菜の花に似ています。
ヤマガラシ  菜の花に似ています。

北アルプス、白馬三山(赤字)の縦走に行って来ました。今回の目的は白馬鑓温泉の露天風呂から
夕陽を見ることと、白馬山荘、「雲上のレストラン」でケーキとコーヒーを楽しむことでした。

1日目 猿倉⇒白馬鑓温泉泊

2日目 白馬鑓温泉⇒
白馬鑓ヶ岳杓子岳⇒白馬山荘泊

3日目 白馬山荘⇒
白馬岳⇒白馬大池山荘⇒栂池

9月15日()
前夜22:30、竹橋を夜行バス毎日あるぺん号で出発、
5:30登山口猿倉に着きました。バス代は7000円です。
今日の行程は猿倉から白馬鑓温泉まで歩行4時間30分の予定、
時間はたっぷりあるのでゆっくり登ります。