8月1日(水)

今日の行程は剣岳山頂の往復、歩行時間は8時間の予定です。

「7/22岩場で女性が滑落死、ガレ場は浮石、落石が多いので気を
付けるように」と剣沢小屋の方から注意を受けました。着替え、アイゼン
などの荷物は小屋で預かっていただき、AM4:40 明るくなるのを待って
出発しました。


剣岳はクサリ場が13か所、ガレ場もあり危険なので、写真は安全なところで
撮りました。雄大な景色をお楽しみください。
3日間のコース

大汝山頂上

剣御前小屋
1泊2食8500円(労山カード使用゙)  ビール500mm700円
剣沢小屋と違って稜線上の山小屋なので天水を煮沸して使っています。
お茶、お湯は1リットル100円です。
カニのタテバイという登り専用のクサリ場を過ぎると
頂上はもうすぐです。

安全のためヘルメット、スリングとカラビナを使いましたが
足場はしっかりしているのでゆっくり行けば大丈夫でした。
剣岳頂上2999M
最近は若い女性の一人旅も多く、勇気があるなぁと感心します。

日差しを遮るものがないので紫外線がたっぷり、カラッとしてはいますが
かなり暑かった。
5番目のクサリ場
クサリ場は13か所あって現在位置を確認するための番号が付いています。

頂上は180度の展望で富士山が見えました。
無事スタート地点の室堂に戻ってきました。湧水の前は相変わらず人が絶えません。
今日のコースは室堂の景色がずっと眺められて、汗もかかず快適に歩けました。

笠ヶ岳、槍ヶ岳方面
イケメンの神主さん
ここにお住まいで2〜3週間に一度下に下りるそうです。

”頂上は15度、下に下りると暑い、日差しが強いので日焼け止めを付けて
ケアをしないと目じりのシワが深くなる。それでもこんなになっちゃう”


”モザイクかけますからホームページに載せてもいいですか?”

"悪いことしてないからモザイクかけなくてもいいですよ。”と許可を得ました。

”毎日、すばらしい景色が見られていいですね。”

”7月に晴れたのは2日だけです。”これは意外でした。
日本三霊山立山頂上雄山神社 3003M 
他の二霊山は富士山、加賀白山、頂上は有料で500円、安全登山の
お祓いをしていただきました。

頂上直下700Mをトロリーバスが走っています。信じられますか?
富士の折立
真砂岳は標識がしっかりしていなくて気が付かずに通り過ぎてしまいました。
剣御前小屋からの朝焼け 4:26
8月2日(木)

コース
剣御前小屋・・・真砂岳・・・富士ノ折立・・・大汝山・・・雄山・・・一ノ越・・・室堂

休憩を含めた歩行時間は5時間の予定です。
剣御前小屋の夕食 PM5:00
することがないので食べたら寝るだけ、7時に寝ました。
明日は真砂岳、大汝山、雄山に登ります。
剣沢小屋から剣岳  
夕陽を浴びて剣岳が目の前にデンと聳えています。18:00
明日行くから待っててね。
2 日 目
7月31日(火)

扇沢からトロリーバス、ケーブルカー、ロープウェイ、トロリーバスを乗り継いで
室堂まで行きました。
大日連山  
山名は大日如来に由来し、古くから修験者の修行の場になっていました。
剣  岳
室堂からトロリーバス、ロープウェイ、ケーブルカー、トロリーバスを乗り継いで
扇沢まで戻りました。


雄山直下の氷河
5:00 剣御前小屋を出発
今日のコースはアップダウンが少ないので気が楽である。
剣沢小屋近くの雪渓
3 日 目
平日にもかかわらず大勢の登山者に出会いましたが、荷物は皆さん軽めです。高齢の方たちが水500mmと
お弁当だけ持って登っていました。
私は水は500mm×3本持ちました。

勿論、雨具やヘルメットなど被っている人は少ないです。
岩だらけで途中水などありませんし、天候が急変したらどうなるのかと心配になりました。
頂上から薬師岳?
剣沢小屋到着
ここから今夜の宿、剣御前小屋までは1時間超の登りです。
出会った若者たちは皆、明るく挨拶してくれるしとても感じがいい。
若いっていいなぁ。
室堂2450M、正面右は雄山3003M、冷たい湧水を汲む人が絶えない。
雄山山頂直下700Mをトロリーバスが走っています。

今日の歩きは室堂から剣沢小屋まで、休憩を含めた歩行時間は約4時間です。
日差しは強いけれど、雪渓を渡る風はカラッとして心地よい。

雪解け水の流れる音を聴きながら、歩き始めてはたと気が付きました。

ザックが重すぎる!

アイゼン、ヘルメット、水2リットル、着替え、食料などで11キロ、標高2450Mからのスタートは心臓がバコバコする。2000M以上の山を登るのは久しぶりです。



1 日 目

2012年7月31日〜8月2日

ミクリガ池と雄山
雄山には明後日登ります。山頂は有料、社務所が小さく見えています
12番目のクサリ場
下山は下り専用のカニのヨコバイを通りましたが、こちらも
ゆっくり行けば大丈夫でした。
朝日を浴びるクルマユリ
雪渓の隙間を歩く
剣沢小屋
1泊2食9000円、ビール500mm700円、シャワーがあるのがありがたい
剣御前小屋から  
剣岳2999Mが目の前に見えます。今夜の宿「剣沢小屋」までは
もうひと踏ん張り40分です。
ロープウェイ大観峰駅から五竜岳、鹿島槍ヶ岳を望む。
五竜岳、鹿島槍ヶ岳は数年前、雷に追いかけられて怖かった
思い出の山です
黒部湖
石原裕次郎の映画「黒部の太陽」の舞台になったところです。