ぼくという名のひとり

                谷川 雁 作詞
                新実徳英 作曲


 1. はこべの道に夕日ちらばり シベリア行きのバス来ないのか

 ひょろ長いきざな子が 石ころけり消えるよ

 横顔だけを空に残して ぼくという名のほとり


 2. ツバメのように海を越えたい はじける水を耳濡らしのむ

 旅好きなばかな子が 駅通りをかけだす

  誰にも見えぬ春におわれて びくという名のひとり