あんちゃんの、
ル・マン24分は24時間だったのだ レポート 2000.6.17
某月某日
掲示板に「6月17日、シャパラルで待つ。 勝負じゃ」とのメッセージが入っている。
投稿者は・・・おぉ!「モデル・カーズ」で大好評、"戦え町工場"の親方ちゃんじゃありませんか。
昨年末の「ホットハウスMC1000」レースで、僕達に2周差で負けたうさばらしをしようという魂胆が
丸見えではあるが、せっかくのお誘いである、早速DINOのおやじに連絡する。
「お〜い、埼玉まで連れてってくれ〜」。
レギュレーションを送ってもらう。今年は下記の3クラスでレースが行われるとのこと。
*Gr,-5&Gr,-6クラス 1975年〜1979年までのルマン出場車両。
*SPクラス 1950年〜1974年までのルマン出場車両。
*GTクラスは 1950年〜1979年までのルマン出場車両。
GTクラスはアンダーパワーなF200モーター、他はラビットモーターがそれぞれ支給される。
車両の準備にとりかかる、GTクラスはおやじに「何か走る車にゃぁ?」「アルピーヌがあるでなも」
「ほんじゃ、マークWの抜きそこないをあげるで、ライトが点灯するようにしといて」ということでOK、
Gr,-5&Gr,-6クラスは準備不足の出来そこないでエントリーしては失礼であろうってことで今回はパス。
SPクラスは当然我がウエスト工房のフォードGTMK−Wでのチャレンジである。
最初に作ったモデルは、あちこち傷だらけのガタガタになってしまっているので、新調することにする。
作業場にゴロゴロしている「抜きそこない」の中から、「ましな程度」のものを探し出す。
体調が万全ではないおかげで、1日の作業時間が限られているし、別の車の仕上げもしたかったので、
完成したのがレース2日前。あいかわらずのギリギリ状態でありました。
早速写真を撮り、TOMさんの所へ投稿し、DINOでシェイクダウン。リヤータイヤのグリップが不足ぎみ
ではあるが、「親方ちゃんを蹴るにはちょうど良かろう(?)」てなことで、準備完了。

レース当日。朝7時30分頃、出発。
途中、軽井沢でゆっくりと昼食を取り、午後3時ちょっと前に埼玉県は深谷市、モデルカーサーキット、
シャパラルに到着。
親方ちゃんも既に到着していて、半年振りに再開。「少しやせたかなも?」
お土産を渡し、しばし談笑する間もなく、心は8レーンの綺麗なコースへと飛んでいるのであります。
店長さんの中村さんに親切丁寧なアドバイスを受け、車の調整をする。
ギヤー比はほぼ予想通り、ガイドとブレードを交換、調整し、あとはひたすら走りこむ。
コースレイアウトは、名古屋のTOY・スタジオを大きくしたような感じ、コントロールボックスから、
ダブルヘアピン→ループ→外周へと戻る。ループのブレーキとアクセルのタイミングに少しコツが要るが、
総じてストレスを感じることが無く、走らせやすいコースである。
「ありゃまぁ、いつのまにかリアスポイラーが欠けてら」。
タイム的には不満はあるが、「ま、こんなもんにしといたろ」と、練習を切り上げ、車検も無事通過し、
取り合えず晩御飯を食べに行く。
予定より少し遅れて、GTクラス予選開始。
支給されたF200モーターが「大外れ!」下りはともかく、坂を登っていかない(^^;。親方ちゃんに
1秒以上差をつけられる。
親方ちゃん、早速携帯でつるかめちゃんに報告しているみたい。「師匠ちゃんに予選で勝ったぞー」
つるかめちゃんも、あつこちのBBSに書き込んでいる模様。・・「面白れーじゃねえか」
SPクラスは0.2秒差。こちらはそれなりに面白いことになりそう。
レースは予選の結果によってコースを割り当てられ、24分間(ライトを点灯するナイトセクション
8分を含む)の周回数によって順位を決定する。

参加車両・・これだけじゃなかったけれど・・
GTクラスから決勝開始。参加者が11台だった(と思う)ので、2つのグループに分けて走らせる。
我がアルピーヌ、「○そ〜!坂を登っていかんぎゃぁ!」
同じヒートの全参加車両にラップ遅れにされる。総合でも「どべ」か、と思いきや、モデルカーズ誌の
「やまだま」様が僕の顔を立ててくださったのには、感謝(?)。
SPクラス決勝まで、少しの間体を休める。
レースの進行はリトルガレージの平井氏の絶妙なアナウンスにより、退屈しない。
「おーっと"は○し"が、またこけている」などなど、ちょっとミスをしようモノなら、とたんに毒舌の
餌食になる。そして、それは「おーっと、マーク4の同士討ちだ!何をやっているんだ」など、遠来の
ゲストにも容赦なく襲い掛かってくるのであった。
SPクラス決勝。ここでも2グループに分かれたものの、端から、オーナーの桐生氏、僕、おやじ、親方
・・・と並ぶ。親方のフェラーリP4、「中古車」のためか、セッティングがいまいちで、コロコロ状態。
僕はというと、親方ちゃんが隣じゃないのでつまらないから「おやじ」を2回ほど蹴ったり、隣でシャパラル2D
を操縦している桐生さんに遊んでもらったりして、24分はあっという間に過ぎてしまいました。
表彰式。総合順位は間違いなく、どべに近いので、安心(?)してだべっていたら、突然「安西さ〜ん」。
何かいなと聞いてみたら、何と「エレガンス賞」が貰えるとの事。「うそだべ」と思いつつも賞状と副賞を頂く。
後で聞いてみれば、今回は一部の常連さん達が欠席したことや、親方ちゃんを始め、上手な方々が、
「以前に参加した車両」で出走した為、エレガンス賞の審査対象から除外されたとのことなので、「納得」
いやぁ、ラッキーだったのね。
僕の住んでいる名古屋地区では耐久レースは日曜日の昼下がりに行うのが通例で、普段とはちょっと違った
時間進行に少しだけとまどったものの、ねぎぼうずさんを始め、地元の方々のご配慮により、未体験の場所で
行うレースとして、これほど緊張しなかったレースは初めてです。心より感謝しています。
のんびりと家路に着き、帰ってみたら午前6時30分。
おじさんも、『ル・マンで24時間遊んじゃいました』ってところでした。