千葉ニュータウン地域紙 まいたいむ北総 バックナンバー 

まいたいむ北総バックナンバー

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2004年5月29日号

目次

主要記事
印西市長選大乱戦に 天然温泉真名井の湯 巨人OB野球教室
白井は住民投票 メガマックス ちょっとそこまで【手賀沼周辺】
新市まちづくり説明会 スポーツデポ・ゴルフ5 北総東西(お知らせ)
藻谷氏合併講演会 スーパーエクセル 北総今昔【本埜の水田地帯】
本埜ファミリア館建築文化賞 スーパーマルヤ まいたいアンケート【雇用】
ラグビーまつりin印西 3万ドル倶楽部


 印西市長選大乱戦に

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 参院選に合わせ7月11日実施予定の印西市長選に、現新5氏が相次いで出馬を表明。印西史上初の大乱戦の様相が濃くなってきた。印西では昭和29年12月、合併後初の町長選で4候補者の大激戦が行われている。
 「和の市政で合併を最後まで」と3選を目指す現職海老原氏に対し、新人の山崎氏は「リーダーシップとスピード行政」、また板橋氏は「政策決定のスピードと決断力」を打ち出す。両氏共保守系無所属で、議会内2会派の中核的存在。
 一方議会外からも新人2氏が出馬。土山氏は「スピードと強いリーダーシップ」大橋氏は「スピーディな実行と県や国への強い主張」を打ち出す。土山氏は元中央官僚のキャリア組。大橋氏は過去の県議選や市長選にも出馬。4新人とも知名度があり混戦は必至。各氏共2市2村合併については推進の立場を取っている。
 これに対し海老原氏側は「スピードとは決定のタイミング」「強いリーダーシップによる対立構造を和の市政にまとめてきたのは海老原市政」と反論。早くも舌戦がスタートしている。
 市長選は6月18日事前審査会、7月4日告示、11日(日)投開票。開票は同日夜9時から印西中学校体育館で。3月2日現在の有権者数は4万5673人。

【海老原栄氏】
海老原氏は3月議会で3選への意欲を表明、5月20日改めて「伊藤市政を引継ぎ2期8年間、公平・市民参画で意見を集約する和の市政を進めてきた。2年前から一貫して4市村合併を推進、合併問題の仕上げのほか千葉NT事業の新局面への対応、北総線の運賃問題、6駅実現、木下駅橋上化、地域文化と資源活用等を図り、バランスのとれたまちづくりを目指したい」として出馬の意志を表明した。昭和50年から町市議5期。平成8年から現職。旧印旛実業学校卒。泉在住。

【山崎山洋氏】                                                   
山崎山洋氏は5月15日、「印西市は大転換の時期であり、強いリーダーシップとスピード行政が求められている」として出馬表明。「市民の声に鋭敏に、スピード行政、透明性・説明責任を果たす市政」を掲げ「NT事業を理想的な形で完成、合併は2市2村の枠組みで推進、安心・安全の子育てのまち、地場産業の元気回復、地域組織の活性化、北総公団線の高運賃対策」等を挙げる。昭和58年32歳で初当選後、町市議6期。元副議長・前議長。印旛高校卒。浦部在住。

【板橋睦氏】
板橋睦氏は5月15日「印西市政には政策決定のスピードと決断力が必要」として出馬を表明。「ニュータウン、脱ベッドタウン」を掲げ「強いリーダーシップでNT事業の市主導への切り替え、小林・木下駅圏の活性化、スポーツ交流と総合体育館建設、交通網の充実で交流のまちづくり、福祉充実、人材育成、北総・公団線の成田延伸推進」等を挙げる。2市2村合併は推進。平成7年から市議3期。市体育協会副会長、農業委員、観光協会理事等。印旛高校卒。浦部在住。
 

【土山道之氏】
土山氏は5月22日「現市政は問題点把握の熱意、スピードが貧弱で市民参画も不十分。強力なリーダーシップで高齢者と働く女性にやさしいまちづくりを」と出馬表明。「介護施設増強とサービス強化、シルバーパワー活用、働く女性が安心して子供を産める街。高齢者や障害者に北総鉄道運賃補助、4市村合併推進」等を挙げる。元・農水省課長、国土庁北海道開発局次長等を務めた後、財団・特殊法人理事・顧問等歴任。前木刈4丁目自治会長。東大法学部卒。木刈在住。

【大橋義行氏】
大橋氏は「必要な政策をスピーディに実行、国・県には強い主張をしていく姿勢が必要」として出馬を表明。「北総公団線の運賃値下げを3年以内に実現させるための活動日程作成。4市村合併時に議員を新定数で選出するよう提案。年金問題について意見を集約・中央で審議するための地域マニフェストを提案」等の政策を掲げる。情報研究所長、大手企業グループ副部長等を経て経営コンサルタント会社社長。元・管理組合理事長、自治会長等。九州産業大卒。小倉台在住。

 白井は住民投票

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 参院選に合わせ、白井市では2市2村合併についての住民投票が行われる。
 市では5月、合併に関する住民説明会を市内10カ所で開催。中村市長は「反対が有効投票の過半数で、かつ総有権者数の4分の1以上に達した時は合併議案を提案しない」と独自の判断基準を明らかにした。
 説明では合併した場合、しない場合の住民サービスを比較。合併の場合は現在のサービスがほぼ引き継がれるが、単独の場合は建設事業を行わない場合でも10年間に16億円程度が不足。このため水道料値上げ、トレーニングルーム・福祉センター浴場の有料化、職員削減、梨の泉の停止、道路の草刈に市民参加等様々な増収・削減策と共に基金の取り崩し等を行い、長期にわたり市民の協力が必要であることが示された。
 住民投票は、6月24日告示、7月11日(日)実施予定。開票は同日夜9時から南山中学校体育館で行われる。3月2日現在の有権者数は4万1425人。

 新市まちづくり説明会

目次へ  印西・白井・印旛・本埜合併協議会は5月11日、4市村が合併した場合の新市まちづくり計画概要版を4市村内全戸に配布した。
▼合併の期日は17年3月22日(法改正で経過措置が設けられた場合18年3月末を期限に再協議)▼新市名は「北総市」▼新市の本庁は現印西市役所とし現在の2市2村庁舎は総合支所として現行通り窓口業務実施。このほか行政サービスについては、現行各市村の長所を兼ね合わせた各種施策・事業が実施される。
 唯一、国保税については印西市で他市村並みに上がるが、これはすでに毎年赤字会計となり、一般会計で補填していたもの。今後の高齢化には対応できず、合併する・しないに関わらず早々に見直さざるを得ないものである(単独の場合は今後の急激な高齢化でさらに高負担が見込まれる)。
 すでに説明会を開催している白井市のほか▼印西市では比較資料とアンケートを市内の20歳以上の全対象者に発送。要望に応じて説明会開催を検討中。▼印旛村でも20歳以上の全住民にアンケート。6月、「合併に関する住民意見交換会」を開催する。▽1日・岩戸センター(19時〜21時)▽3日・平賀センター(同)▽5日・ふれあいセンターいんば(15時〜17時)。
▼本埜村では▽6月17日・ふれあいプラザ▽19日・滝野出張所(各19時〜21時)で合併説明会を開催する。問合せは各市村総務課。
 

 藻谷氏合併講演会


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  首都圏近郊こそ高齢化は深刻

 人口問題や高齢化予測に詳しい藻谷浩介氏(日本政策投資銀行参事)が5月9日、印西市で講演を行った。市町内会自治会連主催。同氏は4月、白井市でも市民の会の招きで講演した。
 藻谷氏は日本の人口構造で突出して多い団塊の世代が首都圏に流入し、40歳前後の80年台後半から一斉に住宅を買ったことがバブルの原因と説明。現在この世代は首都近郊に住み、60歳前後。この世代以降子どもは年々減り、親の世代から半減。多くが住まいを相続でき、今後、バブル期のような住宅需要、人口流入はあり得ないと述べた。
 千葉NT地域では今後、白井、印西と開発順に短期間に地方の高齢化率を追い抜き、2020年には高齢者数が数倍に。こうした中福祉や住民サービスを行いながら財政破綻せず生き残るには「地域が一体になって行政コストを削減、都市間競争の中で中流層を魅きつける魅力あるまちづくりを進めることが重要」「千葉NT地域は幸いにも立地に恵まれ成田新高速鉄道など多くの可能性がある。人々を魅きつける《千葉NTブランド》のまちづくりが可能では」と述べた。

 本埜ファミリア館建築文化賞

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 景観や環境、高齢者・障害者に配慮した優れた建築物に贈られる千葉県建築文化賞に、本埜村滝野の「本埜ファミリア館」が、栄町「ドラムの里」などと共に選ばれ、4月23日、県庁で表彰が行われた。
 本埜ファミリア館は図書室、子育て支援、シルバールーム、住民交流等の複合コミュニティ施設として昨年4月オープン。黒い外壁と木部の対照が印象的な端正な外観のほか、室内の仕上げに木材を多く使い、ライトコートで昼光を利用、隅々まで明るく、機能ごとに領域性を確保しながら連続性のある内部空間等が、新旧・世代を超えた交流拠点にふさわしい「まちの大きなリビングルーム」のようなコミュニティセンターとして評価された。

 ラグビーまつりin印西

目次へ 第14回千葉県ラグビーまつりが6月13日(日)9時から印西市松山下公園陸上競技場で開催される。今年のメインはNEC対日本IBM(12時〜)。NECは昨年日本選手権制覇。IBMは今年日本リーグ昇格、上位進出を狙う。14時からは千葉県大学ラグビー決勝戦(公式戦)も。無料。木下駅・印西市役所(臨時駐車場)・NT中央駅から無料バス運行。雨天決行。TEL:0476〜42〜5111印西市生涯学習スポーツ課。

 天然温泉真名井の湯

目次へ  千葉NT中央駅近くの印西郵便局東側隣接地に、ミサワエステート(株)(埼玉県入間郡大井町、松山博明社長)が昨年秋から行っていた温泉掘削が成功。近く温泉施設の建設に着工し、今秋10月頃「真名井の湯・印西店」をオープンする。
 「真名井の湯」は大井店のほか岩槻店があり、いずれもスーパー銭湯形式。露天風呂やサウナ、ジェットバス、壷風呂等17種の風呂のほか広い飲食コーナー、レストルーム等を設ける。レストルームは一人1台のテレビ付きソファーで仮眠でき、何度も入浴可。印西店は「風と光と緑と水と」「自然と四季を満喫」をテーマに施設建設を進める。

 メガマックス

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 印西牧の原駅圏の国道464号沿い、千葉トヨタの西側隣接区画2万5247平方メートルには(株)インテリア計画(本社・柏市、川脇秀夫社長)が売場面積9000平方メートルの家具店「メガマックス」を出店する。同社は東葛地域一帯で「トーカツ家具」6店舗を運営。昨年7月社名変更し、新時代の家具店を目指す。千葉NT「メガマックス」は同社最大店でロープライスから高級輸入家具まで幅広く品揃え。アウトレット売り場も併設し来て見て楽しい店づくりを目指す。7〜8月頃着工、12月4日オープン予定。

 スポーツデポ・ゴルフ5

目次へ ジョイフル本田向かい側の国道464号沿いにオープンした「カワチ」「サンキ」に並び、(株)アルペン(本社・名古屋市、水野泰三代表)が建設中のスポーツ用品店「スポーツデポ」とゴルフ用品店「ゴルフ5」が7月上旬オープンする。アルペンは全国に369店舗を展開しスポーツ用品では売上高全国1位。千葉NT店は、敷地19343平方メートルに両店計5802平方メートルと関東屈指の店舗面積で、圧倒的な品揃えで広域からの需要にも応じる。年中無休。

 スーパーエクセル

目次へ 白井市桜台の近隣センターにスーパー「エクセル」が出店を計画。5月16日、桜台センターで地元住民への説明会を開催した。
 (株)エクセル(石井賢徳代表取締役)は、習志野市香澄のほか茨城県等に出店する生鮮スーパーチェーン。桜台センターに隣接する約2490平方メートルに、売場面積1000平方メートル弱の店舗を建設。産直無農薬や天然物提供にも取り組む。10月オープン予定。今後隣接地に本社事務所の建設も目指す。

 スーパーマルヤ

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 昨年スーパー川口が撤退し、地元住民からスーパー誘致の要望が相次いでいた本埜村滝野地区のショッピングセンターに、スーパーマルヤが出店することが決まった。(株)マルヤ(本社・春日部市、新井誠一代表取締役)は埼玉県・千葉県を中心に生鮮食品スーパー77店舗を展開している。7月上旬オープン予定。

 3万ドル倶楽部

目次へ 企業の経営者が自ら自社のホームページ(HP)を立ち上げ、経営の拡大や新ビジネスの展開を図ろう、というIT活用クラブが昨年末、白井で発足。地元企業の社長らが毎月1回、西白井複合センターでHPの作成に取り組んでいる。
 この会は「白井3万ドル倶楽部」。市と商工会、白井工業団地協議会が14・15年度開催したIT活用講演会をきっかけに、昨
年12月発足した。
 講師は「ビジネス情報ネット」を主宰する鈴木大吉氏(FAX:国民工業振興会常務理事)。「ネット通販で月商3万ドル(約300万円)達成」の目標を掲げ、HP作成の初歩から立ち上げ、ネット販売のノウハウ、顧客管理までを勉強、実践する。宿泊研修や交流会も随時行われ、地域の企業間の融和や交流にも一役。
 現在、会員は市内外の企業・自営業者など18社。これまでもHPを持っている会社がほとんどだが、委託では表現しきれない会社の味や情熱をこめたり、毎日更新して新規情報を載せたりなど、ビジネスの発展・拡大につながる実践的なHP制作を目指す。
 5月18日の会では製造業やサービス業、ケーキショップの経営者らが、講師の指導を受けながら完成に近づいた自社ページを熱心に制作。「独りよがりでなく見てもらえるページを作りたい」「目的を持った異業種交流で、楽しくやっています」など感想を語った。
 同日視察に訪れた中村市長も「ぜひ3万ドルを超える実績を上げ、地域商工業活性化のパワーにつなげていただきたい」と激励。会員らが作成するHPをのぞきこみ、熱心に質問した。問合せは市商工振興課。

 巨人OB野球教室

目次へ プロ野球巨人軍OBによる「さわやか野球教室」が5月23日、印西市松山下公園野球場で開かれ、宮本和知元投手と岡崎郁元内野手が、印西市・白井市の少年野球チームの子どもたち約200人に野球の楽しさや技術の基礎を指導した。
 守備の基本やバットの構え方、打撃の基本など、あこがれのプロ選手による実技を交えての指導に子どもたちも真剣な眼差し。続くティーバッティングでは宮本・岡崎選手から一人3球ずつトスボールを投げてもらい、頬を紅潮させながらボールを打ち込んでいた。
 TVでも活躍する宮本選手と岡崎選手の直接指導とあって、父母らも観客席から熱心に練習を見守った。

 

 ちょっとそこまで【手賀沼周辺】

目次へ  手賀沼の北岸に沿って広がる我孫子市は、大正時代志賀直哉や武者小路実篤ら白樺派の文人たちが、水辺の景色と豊かな自然を愛して移り住んだ街。
 JR我孫子駅南口から約800mの「手賀沼公園」は、ミニSLやボート乗り場、ポプラ並木などで親しまれ、平・休日を問わず、たくさんの人々が思い思いに水辺の自然を楽しむ。
 手賀沼公園から沼沿いに「手賀沼親水広場」「鳥の博物館」「水生植物園」などを結ぶ「手賀沼遊歩道」は全長約5キロメートル。朝夕、また四季折々に表情を変える沼の景色を眺めながらウォーキング、また手賀沼公園のレンタサイクルでサイクリングなども楽しめる。
 手賀大橋そばの「手賀沼親水広場」は、円屋根の塔がユニークな水の館、じゃぶじゃぶ池、ミニ手賀沼と水辺生態園などがあり、これからの季節、子どもたちに大人気。水の館の4階展望室は想像以上に眺望が良く、手賀沼一望のほか、下手賀沼の先には布佐・印西あたりの風景、また緑の台地上に千葉ニュータウンの高層ビルなども見える。無料。月曜休。
 隣接の「我孫子市鳥の博物館」は日本で唯一の鳥の総合博物館。本物そっくりの沼の水辺のジオラマや身近な野鳥、世界の鳥などが展示され、庭先に来る野鳥にも詳しくなれる。日本では絶滅のトキの剥製も。一般300円。月曜休。TEL:04〜7185〜2212。
 鳥博から約1キロメートルの「水生植物園」では6月、沼を見渡す園内に150種1500株のアヤメが咲き揃う。6日〜20日には「あやめまつり」が開かれ、13日(雨天20日)には手賀沼公園と植物園を会場に青空市や和太鼓演奏、ミニSL、魚つかみ取り、大道芸、野点などのイベントも。10時〜16時。TEL:04〜7185〜5000内線842、当日0180〜99〜3739。

 北総東西(お知らせ)

目次へ 《その1》
■白井市プラネタリウム6月の催し(白井市文化センター内TEL:047〜492〜1125)…【一般投映】▽6日まで《宇宙に果てはあるの?》▽12日〜新《星空を旅しよう2004夏》【幼児投映】6日〜新《いちばんぼしのひみつ》。[※13(日)は県民の日フェア/幼児(11時〜)一般(15時30分〜)無料。30分前〜整理券]【金星の太陽面通過を見る会】8日14時〜正面玄関前。無料。悪天候中止。【星を見る会】26日@11時30分〜正面玄関前(2)20時〜ドーム・駐車場。無料。【星空ライブ・フルート&箏】19日19時〜。500円。前売1日〜。▼休館/月・祝▼投映休8〜11日(番組入替)、12・13日の14時投映。
■北総花の丘公園(印西市原山TEL:0476〜47〜4031)…【緑の教室】▼パスタ料理とハーブティ(6月25日10時〜・材1200円)▼夏の花壇(6月26日13時30分〜)【展示会】▼押し花展(6日まで)▼国土緑化ポスター優秀作品展(15日〜7月4日)【コンサート】フルートアンサンブル&親子で楽しむコンサート…13日14時〜。
■第8回印西市ボランティアまつり…6月6日(日)、10時〜14時30分。総合福祉センター。印西市社会福祉協議会・市ボランティア協議会主催。バザー・模擬店・体験・発表等多数。TEL:0476〜42〜0294。
■2004白井アートフェスタ(第3回白井市美術文化団体合同展)…白井市文化センター3階郷土資料館。入場無料。▽2期「写真・刻字・陶芸」5月25日〜6月6日。▽3期「油絵・水彩」6月8日〜20日。▽4期「パッチワーク・キルト・布絵・押花絵」6月22日〜7月1日。▽5期「華道・フラワーアレンジメント」7月3日〜4日。TEL:047〜492〜1124、郷土資料館。

《その2》
■和太鼓総・自主公演「久遠の響」…印西で生まれた創作和太鼓集団。6月6日17時開演。印西市文化ホール。前売/一般2千円・学生1500円(当日500円増)。問TEL:0476〜46〜8311木村、予約FAX:0476〜46〜8317。
■いんざい子ども劇場「バンブー音楽塾」…6月6日(日)、印西市船穂コミュニティセンター10時集合。竹林から竹を切り、竹楽器を製作、演奏体験まで。親子3500円、子どものみ(小4以上)2000円。お父さんも歓迎。詳細TEL:0476〜46〜6287子ども劇場。
■白井少年少女合唱団第2回定期演奏会…14年、ウィーン少年合唱団との共演を機に発足。6月15日(県民の日)14時開演。白井市文化会館大ホール。入場無料。団員も募集中。TEL:047〜492〜7484西野。
■キャンバスの会絵画展…6月18日13時〜7月1日15時(6月24日休館)。印西市原山サザンプラザ1Fギャラリー。TEL:0476〜46〜1540、荒川。
■ボーイスカウト・ガールスカウト合同説明会…6月20日10時〜12時。▼印西地区…印西市草深ふれあい文化館▼白井地区…白井市保健福祉センター3階団体活動室。▼ボーイ(小1〜小5)▼ガール(年長〜小6)。自然体験・国際理解・環境・福祉などを異年齢の仲間と体験。責任感や思いやり、創造と自立を学ぶ。問▼印西TEL:0476〜46〜6881甲斐▼白井TEL:047〜497〜0522高橋。
■印西市ボランティアセンター「傾聴ボランティア養成講座」…人とのよりよい対話のために「傾聴」の技術を学びませんか。▼講義…6月16・23・30日、14時〜16時。印西市総合福祉センター。▼実習…7月5日〜9日のいずれか一日。市内及び近隣施設。定員30人。参加費500円(保険料他)。申込は6月1日〜、TEL:0476〜42〜0337、ボランティアセンター。
■カヌー教室と印旛沼ツーリング…ISJカヌー同好会。6月26日・27日、9時30分〜15時。20人。2日とも出席できる方・どなたでも。講師=順天堂大学井上先生。2千円(保険料・パーティ代他)。申込は6月20日までTEL:043〜496〜7386、小泉裕之(9時〜20時)。
■日本語学習者・ボランティア募集…NPO法人日本語学習会りぼん。▼そうふけふれあい文化館(毎木曜10時〜12時・保育有)▼中央駅前公民館(第1・2・3水曜・11時〜12時30分、13時〜14時30分)▼小林公民館(第1・3土曜19時〜21時)。月会費千円。保育ボランティア募集中。連絡TEL:&FAX:0476〜46〜6879よしおか、45〜8595つや。
■聖徳大学公開学術講演会《松本清張「火の路」を考える》…6月20日13時〜、聖徳大学1号館1419教室(松戸駅東口5分)。▽山口博「清張古代史学の追跡」▽高柳裕「画家・利根山光人〜挿絵火の路」▽大河内昭爾「清張文学の原点」。無料。申込不要。先着順。TEL:047〜365〜1111。


■NPOしろい環境塾…▼子どもの環境教育・秋本さんの田んぼ…6月26日(雨27日)JA西印旛白井中央選果場集合。田んぼの役割、生物、林・川との関係を学ぶ。300円。締切6月24日。TEL:047〜491〜0660上西。▼写真パネル展「カメ救済作戦」…二重川のカメ救出作戦等。▽西白駅/6月26日〜7月3日▽白井駅/7月3日〜10日▽小室駅/7月10日〜17日▽中央駅/7月17日〜31日。
■日本語ボランティア養成講座…日本語を学び直し国際交流に役立ててみませんか。6月4日〜第1・3金曜10時30分〜12時。そうふけふれあい文化館。全10回。5千円(教材費込)。NPO日本語学習会りぼん。TEL:090〜7904〜9033栗木。
■第5回白井駅周辺環境美化運動…白井駅地区区長連絡協議会環境部会主催。6月27日9時〜10時。雨天7月4日。白井駅前広場・梨の泉前集合。問TEL:047〜491〜4032柳田。
■市原悦子ロードショー「あらしのよるに」…市原悦子・細川俊之・ミッキー吉野他出演。7月30日19時開演。4300円。印西市文化ホールTEL:0476〜42〜8811。
■東京学館3校吹奏楽部第4回ジョイントコンサート…6月26日14時〜船橋市民文化ホール。タンホイザー序曲他。無料。TEL:043〜496〜3881。東京学館高校吹奏楽部・鈴木。
■フリマ・内野ショッピングセンター…7月11日(雨天中止)10時〜15時。手持ち1区画千円。駐車場無料。TEL:0476〜46〜1753好川、46〜9729井上。

《その3》

■印西市国際交流協会…▽総会5月29日(土)14時30分〜、中央公民館研修室▽異文化講座「マレーシア滞在記」15時15分〜、講師・吉原久雄氏。
■ちば県人形劇まつりINしろい…6月12日12時〜、13日11時〜。白井市文化センター・保健福祉センター。40の人形劇団、お話し会などが勢揃い。楽しい2日間。参加ワッペン500円(2日有効。当日も販売)。TEL:047〜491〜5806鈴木。
■いきいきラーバン活動助成公開審査会…会場が変更に。6月5日9時45分〜15時、ホテル「マークワン」(NT中央駅南口)。どなたでも。TEL:0476〜46〜5823、宮本。

 北総今昔【本埜の水田地帯】

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 印旛沼を取り巻く本埜の水田地帯周辺には、江戸期から14の新田村があり、古来、埜原新田、別名「十四カ(じゅうしか)」と呼ばれた。印旛沼は江戸期、田沼意次や二宮尊徳らによる3度の干拓事業が行われたが、利根川の洪水などでいずれも中断。戦後の国営事業で現在の広大な水田地帯ができた。近年は白鳥の飛来があり、名所となっている。写真は昭和7年夏、十四カの一つ下曽根で。近くには、義経にまつわる長者吉次の伝説が残る「吉次沼」がある。

 まいたいアンケート【雇用】

目次へ ▼戦後の団塊の世代に育ち必死に働き、ようやく生活も安定し、老後はのんびりと暮らそうかと思っていましたが、少子化で支えてくれる者は少なく、どんな老後となるか不安でいっぱいです。(白井市けやき台、A・I、50代会社員)
▼日本の企業も、昔とは変わり、入社したら定年までの保証はなく、早期退職制度や高齢化対策が行われています。年金の支給時期とのからみで不安に思うことがあります。(白井市桜台、H・K、40代会社員)
▼厳しい環境下にある事業会社、特に中小・零細企業にとっては、いかに労務費を削減するかが課題で、適正人員の設定は当然、正社員をパートに切り替えているところも多い。しかも時給は当該地区の法的最低賃金、会社負担の大幅増加に直接繋がる社会保険への加入希望者は敬遠するという条件付きの募集である。これでは優秀な人材確保が可能なのかどうか。「企業は人なり」と言われた昔がなつかしい。(船橋市小室町、K・I、60代無職)
▼下の娘の小学校入学を機に地元スーパーにパートとして勤務。以来21年、家族一人病気もせず、素晴らしいお客様と同僚に囲まれて仕事ができることへの感謝の気持ちを持って、あと2年弱、晴れやかな気持ちで退職できるよう、体に気をつけて頑張りたい。(白井市桜台、M・O、50代パート)
▼30歳を過ぎて結婚していると、なかなか正社員で雇ってくれるところはありませんね。今はパートのかけもちをしていますが、何の保障もありません。でも2つの職場ともお給料の面では満足なので、とりあえず働ける所があるだけでありがたいです。でも正社員もいいな〜。(印西市大森、C・F、30代パート)
▼子供達も中高生になり、いざパートに出ようとしても、年齢制限で思うように見つかりません。子供達の学費や食費はどんどん増えるのに、これからどうしようかと、毎朝スーパーのチラシを見比べる毎日です。(印西市高花、I・K、40代)
▼「社員は家族も同然」と言っていた社長たちが、バブルがはじけた途端「会社が生き残るためには人件費を減らしてコストダウンするしかない」と豹変した。海外で安く作らないと競争できなくなったので当然である。これからは「世界で一つだけの花(商品)」を生み出す人材が求められ、即戦力が求められるので、本気で準備することが必要である。若い人が減っているので、まもなく就職しやすい時代がくると思う。(印西市小倉台、K・M、60代)

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