千葉ニュータウン地域紙 まいたいむ北総 バックナンバー 

まいたいむ北総バックナンバー

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2005年2月26日号

目次

主要記事
ふるさと産品 だんごフォーラム お知らせ
環境組合 いちごロード アンケート 【ご近所】
ミュージカル 北総春祭り ちょっとそこまで【勝浦】
文化財センター イオン2期工事へ 北総今昔【タブレット】
中央駅前センター スクールミーティング
図書館講演会 「大原幽学の業績」 鉄道模型運転会
印旛中学生 新年度予算
産学官シンポジウム



 ちょっとそこまで【勝浦】

目次へ  房総半島を代表する漁港の一つ勝浦は、温暖な気候と豊かな自然に恵まれた風光明媚なまち。朝市と並んで近年有名になってきた「勝浦ビッグひなまつり」は2月26日(土)〜3月6日(日)、勝浦港に面した市民会館や遠見岬(とみさき)神社、勝浦中央商店街などまちを挙げて開かれる。
 メイン会場の市民会館では珍しい雛人形や貴重な雛人形など約7000体を展示(9時〜17時)。遠見岬(とみさき)神社では60段の石段一面に約1200体の雛人形が飾られ、夕暮れからはライトアップも。中央商店街入口や覚翁寺前にも特大のひな壇が設けられ全体で約2万体の雛人形にまちは雛祭りムード一色。
 26日には中央商店街で子どもひな行列やパレード、コンサート。3月3日には市民会館でお楽しみ会、5日・6日には、ひな人形製作実演(市立図書館)、芸能披露などのイベントも。駐車場は、平日・勝浦市役所、土日は守谷海岸臨時駐車場。TEL:0470〜73〜6625、観光商工課。
 中央商店街から徒歩15分程度の八幡岬公園は、太平洋に突き出す断崖上の勝浦城址。起伏に富む園路を進むと、突端の展望台は3方を太平洋と勝浦湾の海に囲まれ絶景。勝浦城落城の際布を垂らしてこの断崖から海に逃れたという「お万の方」(後の家康側室)の銅像が青い海を眺める。
 勝浦市街から海沿いに国道128号を約3キロメートル、JR鵜原駅近くの「勝浦海中公園」は、自然美あふれるリアス式海岸に「勝浦海中展望塔」「海の博物館」がある景勝地。高さ24・4m、水深8mの海中展望塔では水上から太平洋の大海原や入り組んだ緑の断崖が、らせん階段を降りると海中展望窓からマアジやハコフグなど季節ごとにたくさんの魚や海底のようすが自然のままに見られる。9時〜17時。年中無休。大人930円、小中460円、幼200円。TEL:0470〜76〜2955。
 「海の博物館」は房総の海の自然をテーマにさまざまな魚や生物、自然を身近に学び体験できる博物館。大人200円、高大100円。小中無料。TEL:0470〜76〜1133。

 ふるさと産品

目次へ  白井市で1月28日、ふるさと産品認定審査会が開かれ「落花生最中」(勝柴製菓)ほか2品目が新たにふるさと産品に認定された。
 ふるさと産品は、
(1)市の特産物、または特産物により製造・加工されたもの
(2)独自の手法(手作業または伝統的技術・技法等)・原料で製造・加工されたもの
(3)市を象徴する品名・デザイン等
(4)市の名産品として定着、またはふさわしいもの、等の基準で認定。認定品には推奨状、取扱店にシールを交付するほかパンフレットを作成しPR・推奨する。
 今回新たに認定されたのは「梨サブレ」「梨ブランデーケーキP〜ほのぼのティータイム」(白井梨ブランデー(株))、「落花生最中」(勝柴製菓)の3種。
 市ではさらに認定申請を受け付けている。TEL:492〜1111、内線3241、市民経済部商工振興課。

 環境組合

目次へ  印西地区環境整備事業組合の17年第1回定例議会が2月8日開催され、平岡自然公園メイン施設建設事業費の17年度への繰り越し措置等を盛り込んだ16年度補正予算および17年度予算等が審議、可決された。
 組合では平成15年11月、造成工事に着手。17年度末の一部供用開始を目指して16年度中に本体工事に着手する予定であったが、昨年10月の組合議会で議会側から契約に瑕疵があるとして工事契約議案が否決されたため、16年度に予定していた工事費を補正で削除し、新たに17年度予算に盛り込む措置を講じた。継続された事業費は一般会計分81億4867万7千円および墓地事業費(1期工事分)37億7735万3千円の計119億2603万円。

 ミュージカル


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 ジェームス三木さんの脚本・演出で今年8月公演が行われる「いんざい市民ミュージカル」で、配役を決めるオーディション「スター誕生」が2月13日、印西市文化ホールで行われた。
 1月に出演者を募集したところ、大人も子どもも100名を越え、総勢216名の申し込みがあった。各地で市民ミュージカルが開催されているが、200名以上の参加申込があるのは珍しいと言う。
 審査はダンス、歌、演技の3部門で行われ、それぞれ、脚本・演出の三木氏をはじめプロデューサー、作曲家、振付家などの前で歌やダンスを披露。大人も子どもも真剣そのもので、緊張の中にもミュージカルへの強い熱意が感じられた。
 1月下旬からは毎週末、基礎練習がスタート。今後は「スター誕生」結果を受けてグループ別の練習へと進み、8月の公演に向けて市民の力を合わせ、市民による市民のためのミュージカルを育てていく。問TEL:0476〜46〜6923、市民ミュージル事務所。

 文化財センター

目次へ  佐倉市鏑木町にある印旛郡市文化財センターで、平成16年度企画展《古墳〜いにしえ人の眠る丘》展が6月30日まで開かれている。
 今回の企画展では、3世紀半ばから7世紀に至る古墳時代の遺跡・古墳のうち、▼前期古墳の酒々井町上岩橋岩崎遺跡、▼中期古墳の印旛村吉高浅間古墳、▼後期古墳の印西市松山2号墳などから出土した直刀、鉄鏃、刀子、玉類、須恵器、土師器、等、多数の資料が展示されている。
 会場は印旛郡市文化財センター考古資料展示室。(佐倉市鏑木町、佐倉市中央公民館そば。TEL:043〜484〜0126。)6月30日まで。平日9時〜16時30分。入場無料。土日祝日閉館。

 中央駅前センター

目次へ 3月12(土)・13(日)、10時〜16時(13日は15時まで)。50を越えるサークル・団体や高齢者クラブによる各種展示、発表・体験、模擬店等賑やかに。子どもたちが制作し演じるお化け屋敷やミニ手話教室、絵手紙体験、子ども広場、バンド、フルート、和太鼓等の演奏、卓球、バドミントン、エアロビ、太極拳、気功等の体験、お茶会等。前広場では綿あめ、水あめ、野菜、ケーキセット、和菓子等、館内ではカフェ・バザーやフランク、ヨーヨー、駄菓子、カレー、炊き込みご飯等模擬店も多数。13日14時30分からビンゴ大会も。TEL:0476〜46〜5111。

 図書館講演会 「大原幽学の業績」

目次へ  幕末の農民指導者「大原幽学」についての講演会が3月12日(土)、白井市立図書館の主催で開かれる。14時〜。文化センター2階中ホール。入場無料。
 幽学は江戸末期の混乱した世相の中、長部村(香取郡干潟町)を中心に農民の教化と農村改革運動を実践。世界で初めて農業協同組合の元となる助け合い組織や耕地整理などの改革を行った。
 講演会では、幽学記念館学芸員の鈴木映里子氏が幽学の業績について語る。
 同図書館では幽学に関する関連資料も展示中。TEL:047〜492〜1122。

 印旛中学生

目次へ  地域の中学生と大人が身近に話し合おうと、印旛村青少年相談員連絡協議会(大野忠寄会長)が2月19日、「中学生座談会」を開催した。
 参加者は印旛中学校2年生の男女12人と青少年相談員10人。昼食と自己紹介で打ち解けあってから、3グループに分かれ「地球温暖化について何ができるか」「同じ年の子がいたら何をしてあげたいか」「自分が村長だったらどんな村づくりをしたいか」についてディスカッションを行った。
 『地球温暖化』のグループでは「エアコンの設定温度等に気をつけて無駄に電気を使わない」「夜は電気をたくさん使うので10時には寝よう」など。『同じ年の子がいたら』では「自分がやってもらってうれしいことはする、いやなことはやらない」「携帯はメールなどにはまると自分が困るので親が買わないことはわかるが、置かれている状況を理解して判断を」。『村長だったら』では、街灯を増やす、不審者への対策などのほか「デパートやレジャー施設があったらいい」「自然は残していきたい」などの意見が出された。
 この後、中学生から大人への質問で「タバコ」があげられ、相談員も人生の先輩として本音で回答。喫煙者は「やめればいいが、なかなかやめられない。なぜ最初に吸ってしまったのかと思う」。別の相談員は禁煙の体験を紹介、「最初に吸わなければ一生吸わないで過ごせる。皆さんはぜひ吸わないで」と呼びかけるなど地域の大人と中学生が本音で話し合う貴重な4時間半の座談会となった。

 産学官シンポジウム

目次へ  印西市内にキャンパスのある東京電機大学と印西市が2月21日、相互の連携協力で活力ある地域づくりや人材育成、地域の可能性を創出していこうと、産業、教育、文化、まちづくり等の各分野で協力を進める包括協定を締結した。
 東京電機大学は平成2年から印西市武西学園台にキャンパスを開設。当初は工学部、13年4月からIT技術者を養成する情報環境学部がある。学部では地域交流と産学官連携を理念に掲げており、地域の大学・企業との連携で業務核都市づくり、協働型社会の実現を目指す印西市と一致した。
 協定式は東京電機大学の原島文雄学長、中村尚五情報環境学部長、桜井隆事務部長、市側から山崎山洋市長、稲毛忠臣収入役、小野寺正教教育長らが出席して行われ、原島学長、山崎市長が協定書に調印した。
 市では「産学官連携」を記念し、3月3日(木)、シンポジウム「小さくともキラリと光る知的発想拠点都市を創るために」を開催する。シンポジウムでは電機大・中村情報環境学部長が基調講演。その後▼竹中工務店技術研究所・深尾康三所長▼西武文理大学・柏木孝之教授▼すみだ産学官連携クラブ・宇津野和俊会長▼山崎山洋印西市長が、産学官の連携で取り組む知的発想拠点都市づくりについてパネルディスカッションを行う。14時〜16時50分、印西市文化ホール。無料。TEL:0476〜42〜5111、印西市総務部総務課。

 

 だんごフォーラム

目次へ  印西市内で活動するさまざまなNPOやボランティア、市民活動団体等が互いに理解を深め、ネットワークを広げていこう、と2月20日、第1回市民活動団体のつどい「だんごフォーラム」が印西市文化ホールで開かれた。
 「だんご」は▽市民▽市民活動団体▽事業者▽市が協力・連携の〃串〃で結ばれ、協働による印西のまちづくりを表す〃皿〃に載った印西市の市民活動のシンボル。
 初の試みにも拘わらずフォーラムには30団体86人が参加。第1部で団体ごとに活動内容や今後の目標などを発表した後、第2部ではだんごを食べながら自然保護や子育て、まちづくりなど様々な分野で活動する団体が相互に情報交換。初めて知った団体同士もなごやかに交流し、互いの活動を紹介しあった。
 ある参加団体は「市内にこんなにまちづくりに活動している団体があることがわかり、元気になった。私たちもさらに活動を深めていきたい」。
 フォーラムを主催した印西市市民活動支援センター運営協議会(鈴木均会長)と市ふれあい推進課では、市内で活動するさらに多くの活動団体や個人ボランティアなどにも呼びかけ、ネットワークの輪を広げていきたいとしている。問合せはTEL:0476〜49〜4500、印西市市民活動支援センター、または42〜5111、ふれあい推進課内市民活動支援班。
 

 北総今昔【タブレット】

目次へ  単線区間の列車往来の安全を期すために、通票閉塞式で用いられた金属製の小円盤。通票(タブレット)は1区間で1個しか取り出せない仕組みで、これを通行する列車に渡すことで、1区間1列車の安全運行を守った。隣駅から来た信号で通票閉塞器が開き、取り出したタブレットを革ケースに入れ、駅長が機関助手に手渡しした。
        (昭和24年、成田線小林駅で)                    (山口正士)

 いちごロード

目次へ  本埜村の名物レース「いちごロードレース」が2月6日開かれた。大人も子どもも高齢者も一緒に、自分のペースで2キロメートル、5キロメートル、10キロメートルのコースに挑戦。宣言タイムとの近さを競った。2キロメートル1位の平山さんはタイム差00秒。賞品のお米とイチゴを受け取り、満面の笑顔を見せていた。判定までの間には豚汁などもふるまわれ、家族やグループで、自然の中の一日を楽しんだ。

 北総春祭り

目次へ  千葉NT地域の春の恒例「ほくそう春まつり」が、3月26日(土)、千葉NT中央駅周辺で開かれる。今年は印西牧の原駅開業10周年を記念し写真展なども。10時〜15時、雨天決行。
【自由通路・芝生広場】
物産展、農産物展、鉄道グッズ即売会、健康相談、PR・物販コーナー、模擬店、成田ゆめ牧場コーナー等。
【特設ステージ】
プロによるライブ、サークルの演奏、ビンゴゲーム。
【駅コンコース】
東京電機大コーナー、プラレール広場、ちびっこゲーム広場、陶器プレゼント、ちびっこ駅長撮影会、模型運転会、印西牧の原駅開業10周年記念写真展。
 

 イオン2期工事へ

目次へ  千葉NT中央駅北口にジャスコ千葉ニュータウン店を出店するイオングループが、ジャスコを核店舗に専門店街やサービス、スポーツクラブ、シネコン等が複合する「(仮称)イオン千葉ニュータウンショッピングセンター」の建設に向けて、2月2日、専門店の募集を開始した。
 ショッピングセンターは敷地面積約92300平方メートル、商業施設面積約71500平方メートルと、全国のイオンショッピングセンターの中でも「りんくう泉南」「倉敷」に次ぐ屈指の規模で、成田店の1・25倍。中央北のジャスコ西側の2区画に3階建2棟の建物を建設。中央棟に専門店モールやレストラン街、西側棟にスポーツクラブやシネマコンプレックスを設けて「地域にとっての新たなコミュニティ空間の創造」「美しく、楽しく、そして親切なエンターテインメントモール」を目指す。駐車場は約3500台。開店予定は2005年冬。
 事業を進めるイオンモール(株)では▽物販(ファッション、服飾雑貨、靴・鞄、ファンシー・キャラクター他)▽サービス(理美容、フォト、託児所、アミューズメント他)▽飲食(レストラン、カフェ、フードコート)等の専門店を募集。2月2日幕張で募集説明会を開催し、400人を越える専門店業者が参加した。同社では3月20日まで申し込みを受け付ける。詳細はTEL:043〜212〜6456、同社テナント開発部。

 スクールミーティング

目次へ  文部科学省や県の教育担当者が教育現場の生の声にふれ、今後の教育施策に役立てていく「スクールミーティング」が、2月22日、白井市で開かれた。
 文部科学省から山中伸一大臣官房審議官ら3人、千葉県教育委員会から土橋企画管理部長ら4人、北総教育事務所・斉藤指導室長ら国・県の教育担当者8人が白井市を訪問。今村聡子教育長ら市教委の案内で、午前中は市立白井第三小学校を訪ね、授業を参観後、6年生と一緒に給食をとり子どもたちと懇談。午後には市立南山中学校を訪ね全クラスの授業を視察後、市内各小中学校の保護者代表、また教職員らとそれぞれミーティングを行った。
 保護者とのミーティングで山中審議官は「公立の学校の良いところ、問題点など、学校教育への率直な意見を聞かせて下さい」と挨拶。保護者からは「増加するフリーターやニートへの対応は」「部活が廃止の方向に向かっている」「小学校低学年は少人数学級に」「学校5日制の見直しは」「ゆとり教育で私立との格差が進むのでは」など様々な意見や質問が出された。
 これに対し、山中審議官や県の土橋部長が国・県の取り組みを説明。「皆さんの意見を聞き実態を把握した上で、秋頃、授業時数や教科の見直し等の方向性を出したい」と回答した。
 スクールミーティングは全国で300の小中学校へ文部科学省担当者らが出向き行われるが、県では白井市で初の実施となった。

 鉄道模型運転会

目次へ  印西市原山のサザンプラザで、夢いっぱいのジオラマを模型列車が走る鉄道模型運転会が開かれ、親子らに人気を呼んでいる。印西鉄道模型友の会(関根義一会長)がサザンプラザの招きで2月、週末に開催。友の会は市文化祭に第1回から連続46回参加している鉄道愛好会。2月26日は12時〜、27日は9時〜17時頃。併設の鉄道展は3月6日まで。見学自由。TEL:45〜0611、サザンプラザ。

 新年度予算

目次へ  印西市、白井市は2月18日、新年度当初予算案を発表。中で長年懸案の北総線の通学定期について、両市共に4月1日から割引率を60%から70%に引き上げるための予算を盛り込んだ。また共に協議を進めてきた印旛村、本埜村でも新年度予算に同様の予算が盛り込まれた。
 北総線沿線市町村では同線を利用する高校生以上の通学費の負担が重く、千葉NTの熟成や転出入にも影響。昨年行われた印西、白井市長選挙でも、当選の山崎印西市長、中村白井市長を始めすべての候補者が通学定期への助成を公約に挙げたほどの懸案。両市では子育て支援の観点からも必要として、印旛村、本埜村を含めた2市2村で協議を進め、5年間の期限付きで助成を行うこととし、揃って新年度予算に計上した。
 両市では3月25日、予算が採決される予定で、可決されると千葉NT中央〜新鎌ヶ谷で通学定期1カ月が13730円から10300円(△3430円)に、6カ月では74150円から55620円(△18530円)に軽減される。
 新運賃は4月1日以降の定期購入に適用されるため4月前の購入は控えた方が無難。購入には住民証明が必要。問合せは2市2村企画担当課。

 アンケート 【ご近所】

目次へ ▼下町で育った私は、子どもの頃、時々母が作った赤飯やちらし寿司などのおすそわけをご近所に届けるのを手伝わされた。玄関で待っていると、その家のおばさんがお皿にお返しの品を入れて返してくれた。あるときはなぜかマッチ箱だったことも。(白井市堀込、Y・M、50代主婦)
▼私は北海道の炭鉱育ち。ハーモニカ長屋に住み、前後左右はもちろん、昔は町全体が家族的で、子どもが多く、3世代、4世代家族がたくさんあり、賑やかで明るく、温かい人達の集合体でした。今は核家族化が極端に進み、子どもも少なく、子どもの明るい話し声や笑い声、子どもたちを温かく見守るお母さんたちの姿も少なくなり、町自体が静かで、近所付き合いも乏しくなったように思います。(白井市大松、K・K、50代会社員)
▼小学生の息子は学校の帰り道、通学路とは違う田んぼ道を歩いては道草しています。先日も田んぼのわきの沼地に足がはまってしまい、スニーカーが取れなくなってしまいました。ドロドロのはだしで歩いていると、近所の方が軽トラで家まで送って下さったそう。ありがたい事でした。(印西市別所、K・M、会社員)
▼「遠くの親戚より近くの他人。隣近所は大切にしなよ」。30年近く前に聞いた忠告が今でも胸に響く。子育ては諺を地で行き、すっかり近所の方にお世話に。子どもが成人した今、ご近所で集まってお料理サークルを始めた。献立の相談から買い物まで、目的を持った集会は実り多く、人の噂話などにならないところが良い。(印西市小林、K・N、50代主婦)
▼貸農園の隣人は農家の方です。挨拶をきっかけに土の作り方、生長に合わせた世話などいろいろ教えてもらっています。この方を通して地域の方とも知り合い生活が広がってきました。人と人との関わりの楽しさを感じています。(印西市高花、M・A、主婦)
▼近所の同年位6人のグループで、毎月1回お茶飲み会。言いたい放題で笑い転げています。毎月楽しみに待っています。(印旛村鎌苅、T・I、60代農業)
▼子どもの頃、回覧板は毎回次の家へ行って手渡ししていたが、マンションの今はドアポケットに入れておくだけ。ちょっとさびしい。(印西市原山、Y・I、40代会社員)
▼転勤で富山在住の時、まだ1歳の長男とお隣の70代のおじいちゃん、おばあちゃんのところへよくおじゃましてお世話になりました。子どもを預かっていただき美容院へ行ったことも…。その長男も今年成人式でした。月日の早さを感じます。(印西市小倉台、R・T、40代主婦)
▼引っ越してきて1年8カ月。最初、ご近所の奥さんに「おはようございます」「こんにちは」と声をかけられたときはうれしかった。それ以来、私の方から進んで声をかけるようにしています。(白井市野口、K・K、50代)
▼上尾から小室へ引越しの朝、周囲の方々がご夫婦共々、荷物を出すのを手伝ってくれました。朝食も用意してくれ、今思い出してもうれしい思い出です。こちらでも親身になってくれる沢山の人達に囲まれつくづく私は幸せだと思います。遠い親戚より近くの他人という通り、今そばに住んでいる方々を大切にしたいと思っています。(船橋市小室町、Y・M、50代主婦)
▼「奥さん、いる?」と言うなり座敷へ上がってくる近所のおばさんが二人いた。漬物とお茶で何時間も会話していた。狭い家だから声は聞こえるし、すぐ横を通らねばならないし、プライバシーもない。「もう帰る、もう帰る」と何回も聞こえてからも長い。…これが50年前の母の近所付き合い。今のように中の様子が見えないマンションでは難しい。(印西市小倉台、K・M、60代、無職)

 お知らせ

目次へ ■和田清道作品展…3月19日〜21日、9時〜18時(19日は13時から、21日は16時まで)。印西市文化ホール2階多目的室。和田氏は印西市在住の書家。昨年中国桂林の「平和友好碑林」に氏の作品の石碑が建立された。展示は着物・帯・屏風・額・軸ほか。TEL:0476〜42〜0518(和田)。
■3・1ビキニデー・平和のつどい「第五福竜丸51年の軌跡」…2月26日13時30分〜16時。印西市立中央公民館。「都立第五福竜丸展示館」学芸員・安田和成氏によるビキニ水爆実験と第五福竜丸事件。▽写真展…「第五福竜丸とビキニ水爆実験」2月27日〜3月13日。印西市立小林コミニュティプラザロビー。TEL:0476〜97〜4587、原水爆禁止印西市平和行進実行委員会(島田)。
■白井少年少女合唱団団員募集…6月の定期演奏会に向けて小中学生26人が毎週土曜日10時〜12時、白井駅前センターを中心に練習。見学希望の方は連絡下さい。TEL:047〜492〜5622、山本。
■スクエアダンス初心者募集…千葉ニュータウンスクエアダンスクラブ。4月9日から毎土曜日13時〜。千葉NT中央駅前センター。入会金千円、月会費千円。TEL:0476〜42〜2482堀川、TEL:0476〜42〜3657椎名。(18時以降)
■白井市プラネタリウム3月の催し(白井市文化センター内TEL:047〜492〜1125)…【一般投映】水〜金15時30分。土・日(1)14時(2)15時30分。▼20日まで《カッシーニが探る土星の世界》。▼23日から新《ガリレオ(仮)》。【子ども投映】日曜11時〜(23日〜31日の春休み期間中は毎日11時〜)《ぼくらのうちゅうりょこう1》。【星を見る会】無料。26日(1)11時30分〜13時30分(正面玄関前)(2)19時〜20時15分(ドーム・駐車場)。[星空リラクゼーション】星空と音楽。(1)25日12時30分(2)26日17時30分。【休館・投映休止】月・祝。15〜18日(団体予約は可)。
■北総花の丘公園(印西市原山TEL:0476〜47〜4031)【緑の教室】▽ティーハーブの寄せ植え…19日13時30分〜。材2500円。▽つぎ木とさし木…26日13時30分〜。申込…5日10時〜。【展示会】▽白井・白鳥の写真展(3月6日まで)▽ガラスビーズと彩りの輝き(1日〜21日)▽北総美術愛好会(8日〜4月3日)【コンサート】3月13日14時〜。オカリナによるスプリングコンサート。
■「新シルクロード展」関連文化講演会「シルクロードの謎〜幻の古代都市発掘秘話」…3月8日14時〜。白井市文化会館中ホール。無料・要整理券(先着200人)。NHK放送80周年記念《新シルクロード展》(江戸東京博物館)に合わせNHKと白井市が共催。来場者に一人一枚同展入場券プレゼント。講師=小島康誉氏(佛教大学ニヤ遺跡学術研究機構代表)。申込TEL:047〜492〜1111・内線3432(社会教育課文化班)、又は047〜492〜6377(代表者住所・氏名・電話番号・希望者数明記)。
■印西市教育委員会歴史資料保管庫「民具展」…3月26日〜4月3日、9時〜16時。稲作に関する収蔵民具と写真パネル展。会場=歴史資料保管庫(大森字六軒4144)2階。無料。TEL:0476〜42〜5111・内線786、生涯学習スポーツ課文化班、またはTEL:40〜3500資料整理作業所。
■白井市図書館講演会「大原幽学の業績〜幕末の農民指導者」…3月12日14時〜15時30分。白井市文化センター中ホール。講師=大原幽学記念館学芸員・鈴木映里子氏。農民の教化と農村改革運動を指導した大原幽学について語る。無料。手話通訳・保育有。保育申込は3月4日まで図書館へ。TEL:047〜492〜1122。
■NPO法人いんざい子ども劇場・子育て応援シアター参加者募集…A「よちよちぱぁーく☆5」0〜2才の親子15組。5月20日〜2006年3月まで全13回。参加費1万円(兄弟の追加参加ひとり5千円)。B「ぐーちょきぱぁー2005」2〜6才の親子20組。5月15日〜2006年3月まで全13回。参加費8千円(兄弟の追加参加ひとり4千円)。内容…スキンシップ体操・子育て講演会・人形劇鑑賞・お母さんのための遊びのワークショップ他、茶話会・焼き芋等。TEL:0476〜46〜6287(月・水・金10時30分〜15時30分)。

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