千葉ニュータウン地域情報紙 まいたいむ北総 バックナンバー 

まいたいむ北総バックナンバー

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2005年6月25日号

目次

主要記事
松崎工業団地にベーカリー 43項目の行革・白井実施計画 6〜7月の催し
馬券売り場計画は白紙に 16→12へ定数削減・印旛議会 ジャズフェスタin石尊
日活「シネリーブル」8月6日オープン 12→8案・本埜議会特別委 ほくそう自転車日記
白井市教育長に米山前教育部長 白井議会は「意見交換会」 北総東西(お知らせ)
千葉NT幹線道路順次開通へ 白井夏祭り中止に 北総今昔 【水車】
JA直売所7月1日オープン 市民ミュージカル券売開始 まいたいアンケート【おふくろの味】
自立のまちへ不退転の取組み 白井市民大学校入学生募集


 松崎工業団地にベーカリー

目次へ 千葉県企業庁が昨年12月から分譲を開始している「松崎工業団地」(印西市松崎)の進出第一号企業として、「(株)スウィングベーカリー」が2月28日土地分譲契約、5月12日起工式を行い、調整パン製造工場の建設を開始した。
 (株)スウィングベーカリーは、天ぷら粉などで知られる昭和産業(株)(本社・千代田区、福井茂雄代表取締役)の100%子会社。昭和産業はスウィング社を設立し、コンビニ(セブンイレブン)へ卸す菓子パン・総菜パン・ドーナツ類の製造事業へ新たに進出する。
 進出地は牧の原〜松崎工業団地〜国道16号を結ぶ幹線道路(印西市道26号線)と街区内幹線道路の交差部で、同工業団地の中でも千葉NTに近い区画。敷地面積9912平方メートルに、延床面積約8000平方メートル(建築面積4492平方メートル)の生産工場・事務所を建設する。来年1月完成、4月操業開始予定。
 松崎工業団地は、総面積58・3ha。平成9年から県企業庁を事業主体に一般地権者との区画整理方式で進められ、県が約半分、一般地権者が約半分を所有。スウィング社は県用地に進出するが、一般用地にも数件の引き合いがあるという。
 同工業団地計画は千葉NT建設当初からの懸案事業であり、実現まで30年余を要したが、近年、成田新高速鉄道、北千葉道路計画が進捗し、多数の商業施設等がNT内に進出するなど、千葉NTがクローズアップされると共に、成田と連携した業務核都市構想の下で産業系の受け入れ地として注目を浴びてきている。
 担当の企業庁土地分譲課では「同社の進出が呼び水になれば」と今後の企業進出に期待をかけている。
 

 馬券売り場計画は白紙に

目次へ 印西市松崎の松崎工業団地内に進出を計画していた特別区競馬組合の場外馬券売り場「オフト印西」が、4月、進出計画を断念、撤退した。
 同馬券売り場は、特別区競馬組合の直営施設として大井競馬及び浦和・川崎・船橋競馬の開催日に馬券を発売する施設。昨年計画が表面化した直後から、交通、騒音問題や青少年に与える影響などを懸念する声が上がっていた。
 地元松崎地区では区長会を中心に評議委員会を組織し、昨年6月、5町内会の全戸にアンケートを実施。その結果、反対が多数であったことを重視し、今年3月、「地元の理解が得られない施設」として設置に同意しない旨を組合側に伝え、完全撤退が決まった。

 日活「シネリーブル」8月6日オープン

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 印西市草深のジョイフル本田住宅展示場の隣接地に建設が進められている10スクリーンのシネマコンプレックス(=シネコン)は、名称が「シネリーブル千葉ニュータウン」と決定し、8月6日(土)、オープン予定となった。
 同シネコンはジョイフル本田を中心とする商業ゾーン形成の一環として、日活(株)(本社・文京区、中村雅哉代表取締役)が建設。日活はこれまで2〜3スクリーンのミニシネマを池袋、梅田、神戸、博多駅などで展開しているが、今回千葉NTで初めて10スクリーンのシネコンを建設、シネコン事業に本格参入する。
 施設は敷地約5150平方メートルに2層式で、105席(5)〜434席(1)まで計10スクリーン、総座席数1842席(ハンディキャップ20席含)。全席ワイドシート(幅60p)を採用し、各室にペアシート、また最大スクリーンにはプレミアムシートも導入し、リラクゼーションを演出。邦画・洋画を問わず話題作や名画を上映し、千葉NTの発展と共に同社興業部門の成長、日本の映画人口増加にも寄与していきたいとしている。
 シネコン内には軽食・喫茶イタリアントマト「カフェJr」も併設。駐車場は専用800台(無料)のほかジョイフル本田駐車場も利用できる。

 白井市教育長に米山前教育部長


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 白井市教育委員会は6月20日、臨時教育委員会議を開催し、4月1日から不在となっていた市教育長に米山一幸・前教育部長を選任した。任期は前教育長の残任期間の20年9月30日まで。行政部門から教育長への登用は市では初。
 市では昨年9月、今村聡子前教育長が再任されていたが、今村氏が健康上の理由で3月末、任期途中で退任。教育長が不在となり、米山教育部長が兼務で代行を務めていた。
 米山新教育長は昭和26年東京生まれ。青山学院大学経営学部を卒業後、民間企業、社団法人勤務を経て55年から市職員。学校給食共同調理場、産業課、企画課、町長公室から、国保年金課長、議会事務局長、企画調整課長を経て15年4月、教育部長となり、今村教育長を補佐していた。54歳。

 千葉NT幹線道路順次開通へ

目次へ 千葉NTの幹線道路が6月末から7〜8月にかけて開通見込みとなっている。
[県道船橋印西線バイパス] 千葉NTの中心部から国道16号を結ぶ骨格道路「船橋印西線バイパス」は、平成15年4月、NT北環状線から国道464号多々羅田インターを経て神崎橋先に至る主要部分4・2キロメートル(2車線)が開通。16号まで残り1200mの工事が行われていたが、6月末〜7月初め供用開始見込みとなった。これまで暫定的に結ばれていた現県道は、接合部をつけかえ信号機を設置して新バイパスに結ばれる。
【国道464号】
 千葉NTの東西を結ぶ大動脈・国道464号(4車線)は、西側で南側道が鎌ヶ谷市民体育館入り口で、東側で北側道が竜腹寺橋で通行止めとなり、反対側道で対面通行となっていたが、東西とも7〜8月頃、供用開始となる。これにより、西は船橋我孫子線から東は佐倉印西線まで東西約20キロメートルの千葉NT区間内全域が4車線化する。
【千葉NT南環状線】
 現在、印西市内野の船橋印西線から原まで一部2車線で供用中の南環状線は、2車線部分が4車線となると共に、原からさらに県道千葉臼井印西線までの区間が開通。船橋印西線から千葉臼井印西線まで464号の南側を走る主要幹線道路となる。464号側道全線開通と同時に7〜8月頃供用開始予定。

 JA直売所7月1日オープン

目次へ 印西市西の原・国道464号南側道に面するJA西印旛施設内に準備中の、JA直営の農産物直売所が7月1日オープンする。
 JAでは6月下旬、地域一帯の農家を対象に説明会を実施。オープン時には100を超える農家の参加があるものとみている。

 自立のまちへ不退転の取組み

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 昨年の合併破綻後、厳しい経済・社会情勢下で単独運営を迫られる各自治体の行政・議会で、行財政改革の模索が続いている。
 企業進出等で比較的財政力が安定している印西市を除き、地方交付金の削減等で各市村の当初予算は軒並み大幅ダウン。白井市では一般会計が前年比14・9%減の厳しさとなった。
 同市では3年間の行政改革実施計画、印旛村では自立検討委員会、本埜村では行政改革推進委員会を設置し、自立のまちづくりに向けて今後直面する厳しい財政見通しに備えていく。現在の主な動きを追った。

 43項目の行革・白井実施計画

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 昨年7月の住民投票の結果を受けて単独を選択した白井市は、交付金の削減と今後の急激な高齢化に伴う厳しい財政見通しの中、自立のまちづくりに向けて、▽住民との連携・協働▽事務事業の見直し▽組織・機構の見直し▽財政運営の健全化、の4重点事項に基づき43項目に及ぶ「行政改革実施計画」を策定。今年度から市長、助役、教育長の給与の10%・5%カットや管理職手当の2割カットを開始するなど本格的な取り組みを開始した。これによる財政効果は16年度から18年度までの3年間で約3億4千万円を見込んでいる。
 歳出削減の主な取組は▽環境美化事業に市民のボランティア参加▽給食センター調理場の民間委託▽白井駅前噴水「梨の泉」の停止(17年度から)▽68歳・69歳医療費助成の見直し(18年度)▽文化会館自主事業の見直し(17年度から)▽図書館図書資料購入の見直し▽職員数の抑制(17年度から)などで、効果額は約2億2900万円。
 一方、歳入増加では▽使用料・手数料の見直し(18年度)▽住民票等手数料の見直し(18年度)▽トレーニングルームの有料化(18年度)▽粗大ごみの有料化(18年度)▽市民プール入場料見直し(18年度)▽水道料金の見直し(18年度)▽学校体育施設電気料徴収▽循環バス料金見直し(18年度)▽基本検診・がん検診・骨粗しょう症検診・歯周疾患検診の有料化(18年度)▽インフルエンザ予防接種の有料化(18年度)等で、計約1億1千万円の効果額を見込んでいる。
 市では行財政改革の一環として今年度から収入役を廃止。岡田一収入役が3月退任し、4月1日から中村助役が収入役を兼務するなど、今後の厳しい財政見通しの中で、行政自らが率先して行財政改革に取り組む姿勢を打ち出している。

 16→12へ定数削減・印旛議会

目次へ 印旛村議会は6月15日の本会議で、議員定数を現在の16名から12名に削減する条例改正発議案を提出し、賛成多数で可決した。同条例は次回村議選(一般選挙)から適用される。
 同村議会は14年12月議会で、当時18名の定数を2名削減、16名としたばかり。
 発議案では石田孝一議員が「厳しい経済状況下、議会の健全な運営と活性化を目指しつつ、合理的な議会運営が住民の願い」と提案理由を説明。討論では「議員定数は特に慎重を期すべき問題。成田新高速鉄道、北千葉道路等大きな問題もあり、議員の役割は増えることはあっても減ることはない」の反対意見、「村全体の問題として自立検討委員会で自立を模索する中、議員自ら血を流さねばならない」「地方自治体を取り巻く厳しい環境下、最小経費で最大効果を」の賛成意見が述べられた後、採決の結果、反対1の圧倒的多数で可決となった。
 今改正で、印旛議会は3年前の18名から12名へ3分の1の大幅削減となった。

 12→8案・本埜議会特別委

目次へ 本埜村議会は今年3月、行財政改革特別委が、議員定数を現在の12名から8名へ3分の1削減する方向で中間報告を行っている。

 白井議会は「意見交換会」

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 一方、議員全員の議会改革特別委員会で、1年間をかけて(1)議員定数(2)議員報酬(3)政務調査費(4)費用弁償の見直しを進めている白井市議会は、6月26日から市内6会場で「市民と議会の意見交換会」を開催する。日程は次の通り。
▼6月26日(日)10〜12時。西白井複合センター。▼6月26日(日)14〜16時。保健福祉センター。▼7月2日(土)10〜12時。白井駅前センター。▼7月2日(土)14〜16時。桜台センター。▼7月9日(土)14〜16時。公民センター。▼7月10日(日)14〜16時。冨士センター。

 白井夏祭り中止に

目次へ 白井の夏祭り・花火大会が、今年、中止されることになった。夏祭りは、白井町青年クラブが白井中で実施したのが始まり。昭和55年頃から白井太鼓クラブを中心に白井第一小で開かれ、平成元年からは市の主催で毎年盛大に開かれ、多くの市民で賑わった。
 平成14年には市と商工会の共催で白井消防署東側を会場に。15年からは商工会の主催で花火大会も再開。
 昨年はしかし、財政健全化のため市補助金がカットとなり、花火や会場・駐車場等の整備費用を企業等の協賛金のみで捻出。今年は長引く不況下で予算の確保が困難なこと、また花火の打ち上げ場所が限られ、風向きによっては危険も予想されることなどから、やむを得ず中止が決定された。

 市民ミュージカル券売開始

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 市民が主役で市民のためのミュージカルをと、印西市で昨年から動き出した「いんざい市民ミュージカル『ふるさと印西』」の公演日程が、8月20日(土)(1)13時30分(2)18時30分、(3)8月21日(日)14時の3回に決まり、7月1日からチケットの販売が開始される。
 ミュージカルは、ジェームス三木氏の脚本・演出。幼稚園から78歳まで公募の市民約200人が参加し、印西を舞台にさまざまな歴史模様、人間模様を繰り広げ、葛藤を超えて生まれる新しいまちを描き出す。
 会場は市文化ホール。千円。チケット販売は文化ホール、中央公民館、中央駅前公民館、小林公民館、そうふけ公民館。問合せTEL:0476〜46〜6923、印西市民ミュージカル事務所、TEL:42〜8811、印西市文化ホール(事務局)。
 

 白井市民大学校入学生募集

目次へ 市民が楽しく学びながら健康づくりや地域活動、仲間づくりのきっかけに、と白井市で今年「白井市民大学校」が創設され、7月開講を前に6月30日まで入学生の募集が行われている。
 市民大学校は、これまで所管が分かれていた「健康文化都市大学」と「福寿大学」をより総合的な大学校に発展的に統合、【健康生活学部】【福寿学部】としたほか、新たに【まちづくり学部】を新設。まちづくり学部に▼学校防犯サポーター学科▼学校図書サポーター学科▼まちづくりパートナー学科、の3学科を設置した。
 【健康生活学部】では、「健康」をテーマに仲間づくりや地域探索。【福寿学部】では高齢者に関する問題の学習や白井の歴史・文化探索、パークゴルフ交流会等。【まちづくり学部】の『学校防犯サポーター学科』では、犯罪のないまちづくりに向け地域防犯や学校の防犯について。『学校図書サポーター学科』では学校図書館の役割や図書館ボランティアの活動。『まちづくりパートナー学科』では、市民活動やボランティア活動の実践に役立つ方法や視点を学習する。
 募集は、福寿学部(5月募集済)を除く学部・学科で6月30日まで受付。定員各30人。7月23日入学式。入学願書は市生涯学習課、市内各センター、ホームページで。詳細はTEL:047〜492〜1111、内線3431・3432、市民大学校事務局(生涯学習課社会教育班)。

 6〜7月の催し

目次へ ■スイカ・メロン祭り…印西農産物直売組合の直売所「ふれあいセンター」で、夏恒例の「スイカ・メロンまつり」が、6月26日(日)、原山店(原山幼稚園横)で開かれる。旬の船穂スイカや印西メロンの試食会のほかスイカ割り、ゲーム、ジャガイモ無料配布等。10時〜15時。TEL:0476〜47〜0456。
■旬菜市場・白井の湯…7月2日(土)・3日(日)、リニューアル記念の収穫祭。購入者に空くじなしのプレゼント等。白井工業団地内。TEL:047〜497〜2626。
■白井市民プール…スライダーや流水プールのある白井市民プールが7月10日から8月31日までオープン。大人510円(市内310円)小・中210円(市内100円)幼児無料。木下街道神々廻バス停5分。TEL:047〜492〜3113。
■六軒巌島神社夏祭り…7月16日(土)〜18日(祝)。威勢のよい神輿と3台の山車が街中を練り歩く伝統祭り。印西市大森。
■石尊阿夫利神社梯子立て…7月30日(土)夜7時頃から。重い神輿を立てては豪快に倒す阿夫利神社伝統の夜祭り。印西市高西新田(木下街道サンキ近く)。

 ジャズフェスタin石尊

目次へ 夏の一夜、里山の神社の境内でジャズを楽しもうという《JAZZフェスタin石尊》が、8月6日(土)、印西市浦部の石尊阿夫利神社で開かれる。出演はジャズシンガー・俳優の真梨邑ケイさんほか5バンド。里山の自然に包まれた阿夫利神社境内からジャズが流れ出す。主催はジャズフェスタin石尊実行委員会。印西市・市国際交流協会後援。2千円。チケット取扱▼原山郵便局TEL:(0476)46〜0066、▼小倉台郵便局TEL:45〜0001、▼渡辺TEL:080〜5009〜5266、▼近藤TEL:090〜6796〜4146。

 北総東西(お知らせ)

目次へ ■白井市プラネタリウム7月の催し(白井市文化センター内TEL:047〜492〜1125)…【一般投映】▽17日まで《星空を旅しよう〜太陽の通り道》▽23日から新《ヘルクレス(仮)》【子ども投映】日曜11時〜《星になったポップコーン》。※夏休み(23日〜8月31日)=水〜日(1)11時(子ども)(2)14時(一般)(3)15時30分(一般)。【七夕星見会】無料。7日20〜21時。文化センター駐車場。雨曇天中止。【星空ライブ】チェロ二重奏。16日19時〜。500円。前売1日〜。【親子天文教室】分光器製作。23日13時30分〜。小4〜6親子10組。申込は往復はがきで。【星を見る会】無料。7月30日(1)11時30分〜13時30分(正面玄関前)(2)19〜20時15分(ドーム・駐車場)。【ちびっこ星の絵展】1日〜8月31日。【休館・投映休止】月・祝。19日〜22日(番組入替)。

■北総花の丘公園(印西市原山TEL:0476〜47〜4031)【緑の教室】5日10時〜受付。▽寄せ植えガーデニング(7月24日)▽親子教室「どうぶつ貯金箱」(7月29日)▽親子教室「カンタン野菜育て」(7月30日)【コンサート】10日14時。CNTフィル・アンサンブル。

■《吉岡まちかど博物館》定期開館…「木下まち育て塾」が昨年、東京電機大学や市民の協力で、明治24年に建てられた木下河岸・吉岡問屋の土蔵を再生。甦った土蔵が「まちかど博物館」として定期開館される。開館は原則毎月第3日曜、午後1時〜4時。無料。明治期の土蔵のほか、江戸〜明治期、利根川水運の拠点として賑わった「木下河岸」の歴史展示、日本一の「貝化石灯籠」などが見所。蔵前では野菜バザー等の計画も。《開館日》▼7月17日▼8月21日▼9月18日▼10月16日▼10月23日(よかっぺ夢まつり協賛)▼11月20日▼12月18日。
問TEL:090〜3529〜4990、まち育て塾・伊藤さん。

■吉岡まちかど博物館開館記念「公開市民講座」…7月17日10〜12時。無料。印西市中央公民館。▼講演1「吉岡家土蔵の建物概要と補修」(東京電機大工学部・滋賀秀實教授)▼講演2「近世木下における河岸問屋の建築物」(堤若菜・電機大建築学科卒業生)▼講演3「土蔵棟札にみる吉岡家の家族たち」(村越博茂・木下まち育て塾)。

■文化講演会「ヒエログリフから見る古代エジプト人の世界」…NHK80周年記念「ルーブル美術館所蔵古代エジプト展」に合わせ、NHK千葉放送局・白井市教委が共催。来場者に一人一枚同展入場券プレゼント。7月31日14時開演。村冶笙子氏(古代オリエント博物館)。白井市文化会館中ホール。無料・要整理券(先着240人)。申込は代表者住所、氏名、電話番号、希望者数を記入の上、はがき・FAX・eメールで。〒270−1422、白井市復1148−8、白井市教育委員会文化課文化班。FAX047〜492〜8030。eメールbunka@city.shiroi.chiba.jp

■社会を明るくする運動「楽しい語りの会&ビデオ上映会」…7月2日10〜12時。白井市保健福祉センター3階(市役所隣)。▼ストーリーテラー・末吉正子さんによる語り▼ビデオ「Walk Together」。無料。どなたでも。TEL:047〜492〜1111、白井市社会福祉課。

■印西市「よかっぺ夢まつり」スタッフ・模擬店・出演者・キャッチフレーズ募集…開催日10月23日(日)。募集は【ボランティアスタッフ】茶屋接待・運営補助(江戸時代衣装着用可)。10〜15時。中学生以上。【模擬店】JT跡地(木下駅北口)12〜19時位。【ステージ出演者】JT跡地。約20分程度。【キャッチフレーズ】公民館・コミセンの応募用紙かHPから。FAX・メール可。応募は7月1日〜20日。TEL:42〜5111、内線354・355、印西市ふれあい推進課内、実行委員会事務局。

■フレッシュフェスタ2005…絵画・書道・陶芸・俳句等作品展示、天下井先生の講座、手作りコーナー等。6月26日13〜17時、白井駅前センターレクホール。TEL:047〜491〜2788、フレッシュの会・横山。

■病院誘致へ署名活動…印西市に入院できる中核総合病院の誘致をと「印西市に病院を!」の会が署名活動を開始。県が5年毎に行う見直しで、次回18年度に人口増に見合った割り当てが得られるよう病床数の獲得、病院誘致を市に働きかけていく。TEL:46〜0027、宮崎さん。

■病院誘致へ署名活動…印西市に入院できる中核総合病院の誘致をと「印西市に病院を!」の会が署名活動を開始。県が5年毎に行う病床数の見直しで、次回18年度に人口増に見合った割り当てが得られるよう、病床獲得、病院誘致を市に働きかけていく。TEL:46〜0027、宮崎さん。


■家庭教育の集い2005「子供に学ぶ家庭教育」…7月5日9時45分〜11時45分。白井市文化開館中ホール。▼講演「輝かそう、子どものいのち」(橋浦孝子氏)。入場無料。ボランティアによる保育有り。主催・明るい社会づくり白井市推進委員会。白井市教育委員会後援・船橋市教育委員会協賛。TEL:090〜4019〜2495、日置。
■いんざい子ども劇場・子育て応援講演会「いま、子どもの心とからだが危ない」…7月10日10時30分〜。そうふけふれあい文化館。前橋明早稲田大教授。800円。保育有500円。TEL:0476〜46〜6287(月水金10時30分〜15時30分)。
■印西市絵画協会「印西を描く展」…7月6日13時〜15日15時(通常9時30分〜16時30分)。高花郵便局2階ギャラリー。土日も開催。TEL:090〜6032〜9018、高瀬。
■ミモザの会絵画展…7月6日午後〜20日午前中まで(14日は休館)。サザンプラザ(印西市原山)。TEL:0476〜46〜5638、はただ。
■伝統文化こども教室2期生募集…文化庁・白井市の賛同で千葉ニュータウン三曲協会講師による箏(こと)・尺八こども教室。無料。7〜3月、計20回。小1〜中3。毎月第1・3土曜日13時〜17時(1グループ2時間)。白井駅前センターまたは西白井複合センター。申込は氏名・学年・住所・電話を記入、FAX:491〜3828、赤木。
■夏の里山まるごとウォッチング…7月17日9時30分〜14時。NT中央駅集合。雨天中止。北総線南側谷津田を歩き野鳥、野草、昆虫にふれる。弁当、飲み物、あれば双眼鏡・ルーペ。25人。100円(保険料)。TEL・FAX:0476〜47〜1455、ウェットランドガイド・阿部。

 北総今昔 【水車】

目次へ 田植えの前や、夏、水不足の時には、水田の潅漑用に足踏み式の水車を使って、川から水を汲みあげた。
 稲作は天候に大きく左右され、除草、除虫もすべて手作業。小学生も、学校が終わると農作業を手伝うのが当たり前だった。(昭和7年。大森町中の口=現印西市)

 まいたいアンケート【おふくろの味】

目次へ ▼母が作ってくれていた「そうめんのだし」は、多めの水で大豆と千切りの干ししいたけを煮て、砂糖、酒、しょうゆで味付けしたもので、今まで我が家以外では見たこともないだしです。今考えると、片寄った栄養を補うだしだと思います。(印西市木刈、N・K、40代主婦)
▼大正6年生まれの母の得意料理は「コロッケ」でした。俵型の手作りコロッケは当時としては珍しく、出来立ての熱々を夢中で食べたものです。その味は子供から孫へと引き継がれています。(白井市大山口、N・T、50代主婦)
▼7人兄弟の末っ子。姉が紡績工場に就職していた頃母がよく「豚みそ」を作って姉たちに送っていたのを思い出します。ひき肉、野菜を沢山みじん切りにしてみそで甘く味付けしたものです。今では私も母を思い出しながら作っています。冷たいご飯にも合っておいしいですよ。(船橋市小室町、M・I、60代主婦)
▼明治生まれの母の得意料理は、ごぼうと人参を男の人の指の太さくらい大きくダイナミックに切ってじっくりと煮た「ごぼう炒り」でした。見た目とは裏腹に、格別な味を今でも思い出します。(本埜村竜腹寺、C・I、70代)
▼信州松本で育った私の母の味は「かぼちゃだんご」。かぼちゃとあずきを少し甘く煮て、その中に小麦粉で作ったおだんごを入れるのです。冬は温かくして、夏は冷やして食べます。私も何度も試作していますが、まだまだ母の味にたどりつけません。(印西市内野、Y・N、大学職員)
▼私は岡山出身。帰省すると母が「まつり寿し」を作ってくれます。瀬戸内の海の幸、山の幸がふんだんに入って最高です。私も真似たいと思うのですが、あの味は、とうてい無理です。(印西市木刈、M・A、50代主婦)
▼私も主婦歴25年をこえたのに、我が家の子どもたちは「きんぴらごぼう、おから、切り干し大根、ひじきの煮付け」は、母の作ったのしか食べません。まねして作ってもどこか違うのです。まさしく、おふくろの味です。(白井市清水口、A・S、50)
▼子供の頃、我が家には冬の暖房器具として大きな練炭火鉢がありました。この火鉢に大きな鍋をかけ、水菜と鯨のコロ(鯨の脂を干したもの)を煮ながら、みんなで箸でつつきました。シンプルな煮物でしたが、素材の味がしっかりしていて、母の味として忘れられません。(印西市小林北、T・I、50代パート)
▼母は私が10代の頃に亡くなってしまい、今では「おふくろの味」を食べることができません。煮物がとても上手だった母の味を再現したいと作ってはみるものの、何一つ教えてもらえないまま亡くなったため、いまだにうまく作れません。私の大好きな里芋とイカの煮ころがしなど、中まで味のしみた美味しい煮物の味をとてもなつかしく思い出します。(印西市大森、C・F、30代、パート)

 ほくそう自転車日記

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 「いずれ菖蒲か」 

 住宅街の澄んだ小流れの水辺に、菖蒲が咲いていた。広辞苑ではショウブもアヤメも、漢字は菖蒲。
 つぎの句は「いずれ菖蒲か杜若」ならぬ「いずれ菖蒲か振袖」の情景か。(白井市桜台で)

  袖たもと花にまぎれて菖蒲園   鷹羽狩行         (吉田多津雄)

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