千葉ニュータウン地域情報紙 まいたいむ北総 バックナンバー 

まいたいむ北総バックナンバー

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2006年1月1日号

目次

主要記事
謹賀新年 多機能複合都市へ
より一層の発展
「街をきれいに
する歌」歌詞を募集
成田新高速
2010年開業へ始動
「小さな世界都市」へ
ステップアップ着実に
廃品回収でAED3台
市に寄贈
首長アンケート「北総
新時代のまちづくり」
牧の原モア全面開業 【北総東西】
(お知らせ)
新年の行事 畳製作日本一 北総今昔
「学校給食」
ジョイフル本田等
4社と災害協定
第4回白井市
環境フォーラム
ほくそう自転車日記
「足あと」
任期付誘致推進室長
白井市が公募
未来へ伝える地域の
宝もの『文化財』
まいたいアンケート
「おもてなし」
ジョイフルアスレチック 
4月オープン
ペットボトルで
手作りツリー


 謹賀新年

目次へ  美しい自然ときれいな空気、水と緑と光があふれる北総に、今冬も白鳥たちがやってきた。都心から30〜40qの至便な土地で、豊かに守られてきた自然と環境、古き良き伝統、温かい人情は、この地が全国に誇れる宝もの。
 人間が設けた境界や欲、争いの世界には無縁に、厳しい自然の中で助け合いながら、ただひたすらに生き、子育てをする白鳥たち。彼らが信頼して訪れる北総の温かさを、私たちもはるかな未来へと伝えていきたい。(E)
                  (写真は05年12月19日、本埜村で) 
 (本埜の白鳥は守る会の方々がボランティアで餌を与え、守っています。)                                                    

 成田新高速2010年開業へ始動

目次へ  【工事施行へ国交大臣認可】

 成田新高速鉄道の整備主体となる成田高速鉄道アクセス梶i船橋市・澤田諄代表取締役)が12月21日、国土交通大臣から鉄道事業法に基づく工事施行認可を取得。1月中に県の事業認可を得て、年度内にも工事に着手する見通しとなった。
 成田新高速鉄道は、都心と成田空港とのアクセス時間の短縮や輸送力の増強、成田・千葉ニュータウン業務核都市の骨格形成等を目指し、京成高砂から北総線を経由し、印旛沼を経て成田空港へ乗り入れる約51.4qの路線。
 このうち北総線内32.3qは、追抜き施設、軌道等の施設改良を行い、既存路線を利用。残り19.1qの新線区間のうち、成田市土屋から空港までの8.4qは、成田空港高速鉄道の既存施設に単線軌道を敷設する計画で、残り10.7qの新規建設で、都心から空港までの全区間が完成する。
 成田高速アクセス社は、新高速鉄道の建設に向けて成田国際空港会社(旧空港公団)や県、京成電鉄、航空会社等が出資し平成14年3月設立。本格着工に向けて認可申請を行っていた。
 認可区間は、印旛村若萩(印旛日本医大駅)から成田空港高速接続点(成田市土屋)までの10.7q。途中JR成田線と交差する成田市松崎に(仮称)成田ニュータウン北駅を設置。印旛捷水路橋(208m)、印旛沼橋梁(450m)、松崎トンネル(210m)などを設ける。最高時速160q。総事業費約1260億円。2010年(平成22年)4月1日完成予定。
 完成後は京成電鉄が運行主体となり、日暮里〜空港第2ビル間を36分で結ぶスカイライナー、及び主要駅に停車する一般特急をそれぞれ、1時間に上下各3本ずつ運行する計画。
 なお、成田高速アクセス線の整備に合わせ、鉄道に並行して高規格道路《北千葉道路》(印旛村若萩〜成田市大山間9.8q。設計速度時速80q・4車線)が一体的に整備される予定。
 成田新高速鉄道・北千葉道路の開業は、北総地域にとって、都心ー成田空港、羽田ー成田空港間が結ばれることによるポテンシャルや利便性の向上、成田・千葉NT業務核都市の実現、千葉NTの入居促進・企業進出、さらには北総鉄道の経営改善等にも波及効果があるものと期待される。

 新春首長アンケート「北総新時代のまちづくり」

目次へ 【質問項目】
(1)2005年で最も印象に残ったこと。また、ご 自分の市村で最も良かったできごと・催し等。
(2)2006年及び今後数年間の主要施策・事業。
(3)少子高齢化、経済の低成長社会の中でのまちづ くりで最も大切と考えていることは。
(4)成田新高速鉄道、北千葉道路、千葉NT事業の 現況と見通し。
(5)北総線通学定期の補助について、当初の予測と 現状、今後の見通しと取組み。
(6)市村長として、これまで最も力を入れてこられ たことと今後の課題。
(7)市民、村民に期待すること、理解してもらいた いこと。
(8)新年にあたっての抱負、決意をご自由に。

山ア 山洋 印西市長
(1)市長として新年を迎えたこと。良かったことは前市長が手掛けたハード面(そうふけふれあいの里、木下公園、平岡自然公園)の開館や開園、着工、また新しいソフト面(まちづくりでの産学官連携、北総線割引通学定期券発売、市民ミュージカルの公演、公共施設予約システム等)の開始。
(2)基本構想の実現に向け、現在策定中の第2次基本計画の施策を、限りある財源の中で可能な限り実現していきたい。千葉NT関連事業、中心市街地活性化事業等に積極的に取り組む。
(3)限られた財源など制約がある中でのまちづくりであるが、子育て支援の充実や高齢者の輝く街を創ることが大切と考えている。
(4)成田新高速鉄道の開業予定や北千葉道路計画の事業化などにより、千葉NT事業の立地ポテンシャルが高まることから、市域への企業進出等にも弾みがつくものと思う。
(5)当初予定していた金額より負担金が大幅に増えたが、来年度も実施したいと考えている。実施にあたっては2市2村の首長で十分話し合いをしていきたい。
(6)子育て支援。印西市は子育てするにはとてもよい街と話題になってほしいとの願いで子育て支援センターを設置する。また、千葉NTの活力や関連施策が、中心市街地や市域全体の活性化にもつながるよう、道路網を整備していく。
(7)印西に住み続けたいと思えるまちづくりは、行政だけで達成できるものではなく、市民自らの選択と行動が重要であり、必要ということをご理解いただき、ご協力をお願いしたい。
(8)行政改革をさらに推進し、歳入・歳出両面から財政の健全化を図るとともに、市民生活への配慮を最優先に考え、「安心・安全・活力あるまちづくり」を目指していきたい。

中村 教彰 白井市長
(1)耐震強度偽造問題や小学1年生女子児童等が殺害された事件。安全・安心なまちづくりの難しさを痛感。良かったことは、新規事業で北総線の通学定期代助成と乳幼児医療費の助成で入院について対象者を拡大し好評を得られたこと。
(2)今年は第4次総合計画のスタートの年であり、財源を確保しながら、将来像の実現に向けた施策展開を図る。若い世代の定住促進に向けた子育て環境の充実、熟年世代をはじめ市民が活躍できる機会の創出など。
(3)市と市民と地域が協力し合い支え合いながら、「安心」と「健康」を軸に、市民が元気な市民主体のまちづくりを進めていきたい。
(4)白井市の千葉NT事業は仕上げの段階に入り、重要な時期であるので、市の意向が反映できるよう協議していきたい。成田新高速鉄道は、北総鉄道との一体性を強く要請し、市民の利便性の向上を目指す。
(5)北総線通学定期代助成は当初見込みより利用者が大幅に上回り、市の負担が大きくなった。今後は市の負担が軽減できる取り組みを行い、平成21年度まで継続していきたい。
(6)住民参加の基盤づくりと保健福祉センターなどの整備により、福祉や子育て支援、健康づくりを基本にまちづくりを進めてきた。今後はこれらをさらに充実、市民との連携・協働によるまちづくりを発展させる。
(7)これからのまちづくりは市が担任すべきところをしっかり行い、市民が参画できるところは市が市民と共に考え共に取組むことが大切と考えており、多くの市民に参画してもらいたい。
(8)「市民と築く安心で健康なまち しろい」の実現に向け、市民と行政が相互理解と協力の下で大きく発展させたい。市民が毎日の暮らしの中で幸せを感じることができるまちを目指す。

佐藤 榮一 印旛村長
(1)二〇〇五年三月、印旛村誕生五〇周年記念式典を迎えられたことと、これまでの五〇年で行政・住民一体となり、順天堂大学・日本医科大学付属千葉北総病院・北総公団線印旛日本医大駅ができたことに改めて感動した。
(2)北千葉道路等の事業見通しもつき、併せて休眠している印旛中央地区の開発に全力で取り組みたい。
(3)少子高齢化時代の先を見据え、それらに見合う行財政改革の断行と、住民との協働社会の構築をすすめたい。
(4)成田新高速鉄道・北千葉道路ともに、本年早々から事業着工の見込みであり、協力を惜しまない。千葉NT事業は、宅地販売好調。今後も計画的に推進させたい。
(5)概ね当初予測どおり。今後NT販売とともに増高する見込み。若い世代は、将来を担う地域の宝です。
(6)複雑・多様化する住民生活の中で、高齢化が進んでいます。高齢者の皆さんの安心の場所の確保、特別養護老人ホームの建設。高齢者の皆さんも意欲的に健康づくりを!
(7)国の地方分権の推進に備え、徹底した行財政改革を断行せねばならない情況の中、村民の皆さんにも将来のために痛みが通ずると思いますが、何卒ご理解いただきたい。
(8)印旛村にとって、今は厳しい冬の時と思いますが、成田新高速鉄道や北千葉道路の事業見通しもついた今後は、合併論議等も含めて良き風が来ると思います。明るい希望を抱いて、行政・村民一体となり頑張りましょう。

五十嵐 勇 本埜村長
(1)広域的な幹線道路の一部として、印西市からも負担金を頂いて建設を進めている村道物木・滝線の工事が再開。全線開通に拍車がかかったこと。
(2)市町村合併。これに尽きる。首都通勤圏にある普通の小規模自治体では少子高齢・人口減少社会への対応が困難。多くの人で支え合うことが必要だから。
(3)行革で歳出削減、税収向上、NPOなどの活用等は一般的だが、限界もある。効率的な行政には程良い規模の基礎自治体が必要。その意味でも「合併」は有効。
(4)動き出す印旛沼再開発を含めて、NT東部は魅力的。日本の表玄関と結び、成田市と一体になる業務核都市実現に、早急な基盤整備が望まれる。全面的に協力。
(5)対象者が当初予測より七十人増えた。その原因を把握するとともに、今後の方向を関係市村と協議中。会社には一層の経営努力を求める。制度は維持したい。
(6)曲折はあっても、「合併」は不可避。その認識の下、地域が埋没しないための、広域幹線道路などの基盤整備。今年は、「合併第二幕」に備える。
(7)首都近郊で将来を拓くには、程良い規模の自治体になることが必要。早期「合併」実現に向けて、合併対象に擬せられる市村住民と密な交流をお願いしたい。
(8)やはり、「合併」への取り組み。昨年十一月、県合併推進協の初会合を傍聴したが、県土の平準化にも広域「合併」は必要。その早期実現に全力を尽くす。

 新年の行事


目次へ
▼印西正月マラソン…1月2日(月)利根川堤防。受付8時30分〜9時。当日可。

▼木下駅南骨董市…1月7日(土)7時〜。木下駅南口商店街。

▼印西市消防出初め式…1月7日(土)9時30分〜。西の原地先広場。

▼白井市消防出初め式…1月8日(日)9時30分〜。清水口小学校校庭。

▼印西市成人式…1月8日(日)10時50分〜。東京電機大学千葉NTキャンパス。

▼印旛村成人式…1月8日(日)10時30分〜。ふれあいセンター。

▼本埜村成人式…1月8日(日)10時〜。本埜ふれあいプラザ。

▼白井市成人式…1月9日(祝)10時30分〜。文化会館大ホール。

▼白井市成人式第2部「二十祭」…1月9日(祝)13時〜16時。市役所駐車場・健康福祉センター駐車場。

▼印旛村消防出初め式…1月9日(祝)10時〜。印旛村中央公園。

▼本埜村消防出初め式…1月9日(祝)10時〜。本埜ふれあいプラザ。

 印西市、ジョイフル本田等4社と災害協定

目次へ  阪神淡路大震災、新潟県中越地震など、想像を超える大災害が身近に起こる中、印西市は12月14日、市内に進出する潟Wョイフル本田、(株)ジャパンミート、および千葉中央葬祭業共同組合、(社)全日本冠婚葬祭互助協会の2社2団体と災害協定を締結した。
 協定は、万が一の大災害時に各社が市に協力、応急生活物資の供給や支援協力を行うもので、▼ジョイフル本田は生活用品及び資機材▼ジャパンミートは食糧品全般▼千葉中央葬祭業協同組合は犠牲者の収容・安置の資機材と施設、搬送等の作業▼全日本冠婚葬祭互助協会は犠牲者の収容・安置の資機材、施設、搬送等のほか、被災者への炊き出しや入浴・散髪等の生活支援を、それぞれ提供する。
 協定式には4社の代表および山崎市長、伊藤助役、担当部長らが出席。市長と各社代表が、それぞれ協定書に署名し、協定を締結。山崎市長は「大災害が続く中、万が一の災害時に物資の供給や支援協力をいただけることはまことにありがたい。今後も市民・民間と一体となって市の防災体制の確立を進めていきたい」と4社へ謝辞を述べた。

 民間のノウハウ行政に

目次へ  【「任期付」誘致推進室長を白井市が公募】
  受付1月10日〜20日


 白井市は、市内の工業団地や千葉ニュータウン区域などへの企業誘致を推進するため、民間企業等で高い業績を上げ、市役所に民間の経営手法を導入することができる人材を、任期付職員として公募する。
 採用を予定しているのは一般行政職の「企業誘致推進室長」(課長級)。任期は2年で、実績等の状況により最長5年まで更新の場合もある。企業誘致の中心的役割を担う人材として、経営感覚、コスト意識、顧客(市民)志向、企画立案力、戦略性、マネジメント力、説明力などのある即戦力となる人材を求める。
 受験資格は民間企業で▽不動産取引の実務経験(10年以上、平成5年以降は5年以上)▽企画立案、マーケティング、営業部門等の実務経験(15年以上)がある45歳〜58歳の人。
 第1次(書類)選考を経て2月13日、第2次選考(面接、論文、身体検査)を行う。採用は18年4月1日。選考申込書は白井市役所総務部総務課人事班で。受付期間18年1月10日〜20日。その他詳細はTEL047〜492〜1111、内線3314、総務課人事班。

 ジョイフルアスレチック 4月オープン

目次へ  【25コースの巨大プールやマシン100台のジム・レストラン】

 印西牧の原駅圏・ジョイフル本田の北側隣接地に建設中のスポーツクラブ「ジョイフルアスレティッククラブ(JAC)千葉NT」が4月オープン予定となり会員募集を開始している。
 JAC千葉NTは2階建で、通常の大型スポーツクラブの約2倍、6000平方メートル以上の広さ。▽1階には飛込み台もある25m×25コースの巨大プールやウォーキング、マッサージプール、ジャグジー、ミストサウナ、浴室、リラックスルーム等。▽2階にはエアロビ、ヨガ等のスタジオ2面とジュニアスタジオ、800平方メートルのトレーニングジム。100台のマシンが揃うジムには、レディースゾーンも設けられる。
 2階の一角には地中海料理がメインのレストラン・ポセイドンがあり、コース料理やランチも。屋外には3面のテニスコートも設置予定。
 JAC千葉NTの施設はプール・スタジオ共、日本でも最大級、同社でも初の広さという。同社では「ゆったり・充実の施設を生かして地域の皆さんの健康・体力作りのお手伝いをしていきたい」と話している。TEL0476〜46〜8844。

 多機能複合都市へより一層の発展

目次へ  千葉県企業庁 
 ニュータウン整備部 部長 齋藤 允


 新年明けましておめでとうございます。
 千葉ニュータウンにお住まいの皆様には、良いお年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
 「住む」「働く」「学ぶ」「憩う」など、各種機能の複合した都市づくりを進めている千葉ニュータウンには、現在、約8万1千人を超える人々が暮らし、国等の機関、大学、金融関係企業などが数多く進出しています。
 さらに近年は大型商業施設の立地が相次ぎ、昨年オープンした「牧の原モア」に続き、本年春には、千葉ニュータウン中央駅北側にある「ジャスコ」が増床し「イオン千葉ニュータウンショッピングセンター」としてオープンする予定であり、これらの地域への人の流れが加速され、より賑わいのあるまちになることが期待されます。
 このような環境の変化に適切に対応しながら、2010年開業予定の成田新高速鉄道や北千葉道路の事業化の進展などを見据え、千葉ニュータウンのより一層の発展に努めてまいります。
 年頭にあたり、皆様のますますのご繁栄をお祈りするとともに、本年も千葉ニュータウン事業への一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 「小さな世界都市」へステップアップ着実に

目次へ  独立行政法人 都市再生機構 
 千葉地域支社 千葉ニュータウン事業本部 本部長 平居 一夫


 新年明けましておめでとうございます。
 昨年は、千葉ニュータウン事業の推進にご協力をいただき、誠に有難うございました。
 当事業本部では、千葉県企業庁とともに『小さな世界都市』の実現を目指して、平成25年度末に事業完了を行うべく、鋭意事業に取り組んでいるところであります。
 昨年は、中央駅圏で「アクロスプラザ南」がオープンし、「(仮称)イオン千葉ニュータウンショッピングセンター」(今年春オープン予定)の工事着手がなされたところであります。また牧の原駅圏では「牧の原モア」等の商業施設がオープンし、大型商業施設「(仮称)ビッグホップ」の立地も決まり、賑わいのある街に着実に成長しているところであります。
 住宅用地につきましても、ささの葉台他数地区で宅地分譲等を実施し、大変好評でしたし、民間事業者に対する戸建及びマンション用地の販売も好調でありました。
 道路ネットワーク整備では、国道464号が4車線でニュータウン内全線開通、南環状線の4車線化の実現、県道船橋印西線が国道16号に接続するなど、基幹道路の供用開始が大幅に進みました。
 昨年12月には成田新高速鉄道及び北千葉道路の整備事業が都市計画決定され、本年にも事業着手することとされております。2010年以降にこれらのインフラ整備が実現することで、当ニュータウンのポテンシャルアップに繋がるものと期待しております。
 私どもは、本年も誘致施設や良好な居住環境を備えた住宅地の販売活動を促進し、『美しく安全で快適なまちづくり』に積極的に取り組み、当ニュータウンのステップアップを確実に実現させたいと考えておりますので、皆様方からのご支援・ご鞭撻をお願い申し上げる次第であります。
 最後に本年の皆様方のご健勝を心より祈念し、ご挨拶とさせていただきます。

 牧の原モア全面開業

目次へ  牧の原モアの温浴施設「ヒーリングヴィラ印西」が12月15日オープンし、モアの出店テナントがすべて出揃った。
 ヒーリングヴィラは癒しと健康がテーマの一日滞在型アジアンSPA。サウナ、リラクゼーションなどこれまでなかったこだわりで、モアの新しい拠点施設を目指す。
 千葉NTではこのほか、今春、中央駅北側にスポーツクラブ、シネコンのある「イオンショッピングセンター」がオープンするほか牧の原駅圏ではジョイフル本田隣接地に「ジョイフルアスレティッククラブ」も4月オープン。また牧の原駅南側ではアウトレットビッグホップも19年中のオープンを目指し動き出す。

 畳製作日本一

目次へ  【「技能グランプリ優勝の技」各所で気軽に披露】
 米井 仁さん(34) 印西市大森


 全国の都道府県を代表する熟練技能者が集い、技能を競う第23回「技能グランプリ」畳製作の部で優勝、厚生労働大臣賞を受賞した米井仁(こめい・じん)さんは、印西市大森で父、武夫さん(62)、弟の元さん(30)と共に畳店を営む。
 畳屋の長男として生まれた仁さんは、子どもの頃から父の畳作りを見て育ち、高校卒業後、ごく自然に畳店の跡を継いだ。
 畳製作も現在は機械を使う部分が多くなってきているが、父である親方は「畳は手仕事が基本。きちんとした手仕事ができなければ機械を使ってもよい仕事はできない」という考え方。基礎の基礎から徹底的に教えられ、うまくできなければ一からやり直しも。
 「最初は、何でここまでと思ったこともありましたが、今では、いろはからきちんと仕込んでくれた親方に感謝しています」。
 23歳で2級技能士取得、結婚。24歳で周囲のすすめもあり、畳製作の技能大会に出場するようになった。
 現在小3の長女が生まれた平成6年には2級技能士の大会で優勝。5歳の長男が生まれた11年には1級技能士の大会で県優勝。4歳の次女が生まれた年には全国大会である第21回技能グランプリに出場・準優勝、と家族の歴史の節目節目に一段ずつステップアップ。第22回グランプリにも連続出場し、2位。17年3月の第23回大会では、当初出場を迷ったが、妻と子供たちの薦めで出場。ついに念願の日本一の座を獲得した。
 「前回、前々回で涙をのんだことは無駄ではなく、かえって一度目で取れず、夢に向かって頑張れたことがとてもよい勉強になりました。家族、周囲の支えがあってこその優勝です」。
 県の職業訓練指導員でもある米井さんは、畳業の傍ら平成10年から栄町にある県立体験博物館「房総のむら」で畳製作の実演講師を務め、昨年11月の印西市商工祭りの会場でも畳製作を実演。全国一の技を来場者らに気軽に披露している。
 「畳は1300年も前に生まれた日本の気候に最も適した敷物。畳の敷かれた部屋は、赤ちゃんからお年寄りまで遊んだり寝転んだりできる暖かい温もりが生まれます。日本独自の畳文化の良さをいつまでも残していきたいですね」。TEL0476〜42〜2774。

 第4回白井市環境フォーラム

目次へ  「緑いっぱいの白井を大切に」
 日航機長、小学生らが発表


 小学生から一般市民、事業者、行政が皆で協力してふるさと白井の自然と環境を守っていこうと、12月3日、第4回白井市環境フォーラムが開かれた。
 白井第二小6年1組は、総合学習の中で、環境問題を5グループに分かれて調査。地球温暖化の原因や影響、温室効果、クルマ社会と大気汚染、太陽光発電、リサイクルなどを寸劇で発表。難しい問題をわかりやすくまとめ、会場の参加者をうならせた。
 白井第一小の児童たちは学校の周りのゴミについて調査。どんなところにゴミが捨てられているか、家庭でできるエコロジー、分別等について調べたことを発表し、一人一人が実行することが大切と呼びかけた。
 造園業を行う宇賀三朗さんは、剪定で出る枝葉を破砕し発酵させて堆肥化、土壌改良でひまわりを咲かせるなどの取組みを紹介。
 また航空会社国際線機長の小橋行雄さんは、飛行機から見た世界や日本の姿を紹介しながら、大気観測調査のデータから毎年確実にCO2が増えていること、日本やアメリカは空から見てもとても明るく、エネルギーの消費量が多いことなどを紹介。最後には空から見た緑いっぱいの白井市の姿を紹介し「この緑を大切に」と市民に呼びかけた。
 基調講演では環境省地球温暖化対策課・大橋卓巳氏が温暖化のメカニズムや、異常気象など深刻な影響を説明し、暮らしの中でできる温暖化防止活動を紹介。
 フォーラムの最後には市環境部長も加わり、市民、行政、事業者が協力して行える環境対策について話し合いが続いた。

 未来へ伝える地域の宝もの『文化財』

目次へ  過去から現在、そして未来へと、時を超えて人々の暮らしや文化を伝える文化財は、地域の宝物。17年度、各市村で新たな文化財が指定された。
 本埜村では7月6日、慶応年間の高札が村指定文化財に。印西市では8月16日、泉新田の野馬堀遺跡が市指定文化財となった。また白井市では9月16日、神社本殿や寺院境内の公孫樹、小金牧の牧士資料等5件が市指定文化財になった。
 この他にも北総地域には国、県、市村が指定する貴重な文化財が多数。文化財を巡り、昔の人々の息吹にふれてみるのも楽しい(詳細は各市村教育委員会)。

平成17年に新しく市村で指定された文化財

 【白井市】(9月16日付5件)

鷲神社本殿(附棟礼1枚、石段1基)(白井市木)
階段を上がると別世界の静寂。本殿は天保13
年(1842年)の竣工で、棟札が残り、建造時期がはっきりわかる貴重な神社建築。格子の間から覗き見ると見事な彫り物が見える。

富塚鳥見神社本殿(附 棟礼5枚・玉垣1棟)(白井市富塚)
境内は広く、庚申塔が並ぶ。本殿は文化9年に建てられたと考えられ、柱に巻きつく竜の彫刻が素晴らしい。壁三面は全て二十四孝を題材とする彫刻で飾られる。

西福寺の公孫樹(白井市谷田)
樹齢約400年。ひっそりとした佇まいの境内に守り神のように立つ。子育て観音の「乳房公孫樹」と呼ばれ「乳柱の一部を削って煎じ、飲むと忽ち乳が出る」と信仰を集め、乳飲み子を抱えた母親の参詣で賑わったという。

来迎寺の公孫樹(白井市折立)
樹齢約400年。立札によると、元禄年間にこの地の大半が焼け
た大火にも残り、以来『火伏せの公孫樹』とあがめられている。火災の損傷もあり衰退が激しいが、よく管理され樹勢は保たれている。

牧士川上家資料一括(白井市富塚)
川上家の祖は天明年間に旗本、遠山氏の用心格となり、寛政五年以降、代々小金牧の牧士を勤めるようになった。今回、県指定文化財を除く古文書類約14000点や陣笠等膨大な資料を一括指定。

 【印西市】(8月16日付1件)

泉新田大木戸野馬堀遺跡(印西市草深)
江戸時代、印西から白井にかけての一帯に「印西牧」と呼ばれた幕府直営の牧場があった。遺跡は、延宝期の新田開発で設けられたもので、野馬除けとともに、牧と新田との境界を示した。長さ約200m、幅10〜20m。

 【本埜村】(7月6日付1件)

高札(五傍の掲示)(本埜村酒直ト杭)
高札は、幕府や藩が法令や禁令を墨書きした木札。今回指定された高札3枚は永久保存とされ、人倫の道を説いたもの、徒党・強訴・逃散の禁、邪宗の信仰禁止が説かれている。


平成16年度までに指定された文化財
印西市 白井市 印旛村 本埜村 合計
3 1 2 1 7
8 4 2 6 20
市村 11 16 5 5 37
合計 22 21 9 12 64
平成17年度に市村で指定された文化財
市・村 1 5 0 1 7
合計 23 26 9 13 71

 ペットボトルで手作りツリー

目次へ  木下駅北口に12月、ペットボトルで作った手作りツリーが登場、師走の駅前を彩った。中央公民館「デコボコまちなかアーティスト」の子供達が、木下南口商店会のおじさんたちの協力で制作した。

 「街をきれいにする歌」歌詞を募集

目次へ  【採用作はプロの曲でCDに】白井駅地区区長連絡協議会環境部会

 北総線白井駅周辺の17自治会で作る白井駅地区区長連絡協議会の環境部会(柳田幸節代表)が、「街をきれいにする歌」の歌詞を募集している。
 同環境部会では、自分たちの住む街をみんなできれいにしようと、住民に呼びかけて毎月第4日曜日に白井駅周辺のごみ拾いを行っているが、たばこの吸い殻や弁当の空き箱、空き缶等の「ポイ捨て」が後を絶たず、毎回40〜50袋ものごみが集まる。このため、対策を話し合った結果、規制による方法ではなく、住民や街に来る人のモラル向上を願って、「きれいな街にしよう」「美しい街を守り孫子の代まで伝えよう」などの想いをこめてみんなで歌える歌を作ることになった。採用された詞には、南山在住の音楽家・佐久間豊春さんがメロディをつけ、春頃CDを作成する予定。
 応募資格は白井市民、北総線沿線地域住民、または同地域にゆかりのある方。創作に限る。採用作品には図書券(1万円)贈呈(著作権は同協議会帰属)。応募は郵送またはFAXで。18年2月15日締切(消印有効)。▼郵送宛先/〒270−1424、白井市堀込1−6−3−102、白井駅地区区長連絡協議会環境部会「街をきれいにする歌を作る会」代表 柳田幸節さん▼TEL&FAX/047−491−4032。

 廃品回収でAED3台、市に寄贈

目次へ  突然の心停止の際、簡単な操作で心臓の鼓動を回復し命を救う自動体外式除細動器(AED)が話題になる中、印西市の市民活動団体「マイニュータウン」が12月20日、印西市にAED3台を寄贈した。
 「マイニュータウン」(後藤鉄郎代表)は市内の高花や内野、草深、船穂、松崎地区など広い地域で17年前から廃品回収等の活動を行い、当初はまだ蔵書が少なかったNT地区の小学校に図書を寄贈。近年図書も充実してきたことから、活動の収益をストック。何か役立つものを、と今回、AEDの寄贈を決めた。
 会では20日、後藤代表ら7人が市役所を訪れ、山崎市長、稲葉保健福祉部長、林介護福祉課長に3台のAEDを手渡した。
 市内ではこれまで「そうふけふれあいの里」に一台が導入されているが、市では寄贈をうけた3台を高齢者が集まる高花、中央、草深の3カ所の老人福祉センターに設置し、万一の際の救急救命に役立てていきたいと話している。

 【北総東西】(お知らせ)

目次へ ■白井市プラネタリウム1月の催し(白井市文化センター内TEL047〜492〜1125)…【一般投映】5日〜《流れ星>。※冬休み投映…5日・6日(1)14時(2)15時30分の2回投映。【子ども投映】日曜11時〜。29日まで《おたすけじぞう》。【星を見る会】無料。22日(1)11時30分〜13時30分(正面玄関前。太陽黒点ほか)(2)18時〜19時15分(ドーム・駐車場。火星・土星ほか)【星空リラクゼーションアワー】(1)20日12時30分(2)21日17時30分。星空とギター音楽。【休館・投映休止】月・祝(火は団体のみ)。10日・11日(保守点検)。年始は5日から。

■県立北総花の丘公園(印西市原山TEL0476〜47〜4031)…【緑の教室】▼1月21日「生垣の年間管理」▼1月29日「バラの冬の管理」。各13時30分〜。申込5日10時〜電話先着順。【展示会】▼公園・緑地写真入賞作品展(5日〜15日)▼絵手紙・私達の街(11日〜2月5日)。【新春コンサート】こんぺいとう(パンフルートとギター)1月8日14時〜15時。

■白井市年末年始の歯科診療…長期休診時の急な歯痛などに白井市が実施。年始は1月2日9時〜12時。市歯科診療所(保健福祉センター2階)。保険証・各種受給者証持参。要治療費。当日TEL047〜492〜1111、内線5206。

■「温水センター」新プログラム…【小学生対象の運動教室】ボール・マット・縄跳び等走・跳の運動。2月5日〜毎日曜(1)10〜11時(2)11〜12時(月4回)。各10人。月4千円(入館料別)。【高校生以上対象アクアダンスエクササイズ】2月21日(火)(1)14時〜14時40分(2)18時〜18時40分。各40人。400円(入館料別)。詳細TEL0476〜47〜1661、温水センター。

■第1回本埜村駅伝大会…2月26日(日)、8時40分開会。小雨決行・荒天3月5日。【部門】▼小学男子・女子・中学女子・一般女子(以上、5区計9・4q)▼中学男子・一般男子(以上、5区計19・1q)。【編成】監督1(成人)、選手5、補欠2以内。【参加費】小中学生1チーム1500円、一般1チーム2500円。【申込】1月25日までに参加申込書・誓約書を村教育委員会に提出。代表者会議2月16日19時〜、本埜ふれあいプラザ2階視聴覚室。詳細TEL0476〜97〜2011、本埜村教育委員会生涯学習課。

■冬の公園まるごとウォッチング…1月17日(火)9時30分〜15時。雨天中止。北総線千葉NT中央駅前集合。印西の市街地の公園にやってくる冬鳥ほか。弁当・飲物・あれば双眼鏡・ルーペ。100円。申・問TEL&FAX0476〜47〜1455、ウェットランドガイド・阿部。

■10周年記念白井市民オーストラリア交流ツアー参加者募集…2006年3月9日〜16日(7泊8日)。19万2000円。18歳以上の市内在住在勤者20人。申込…電話またはFAXで白井国際交流協会事務局へ。2月10日締切。TEL047〜445〜3345。FAX047〜446〜0963。

■登山教室公開実技の参加者募集…中高年市民のための登山教室を開講する「よか時感工房」が、2月実施の「歩くスキー(クロスカントリースキー)とスノーシューイング」を公開で実施。一般参加者募集。18年2月10〜12日(2泊3日)長野県飯綱高原周辺。講師(ガイド)付。3万4500円(スキー等レンタル料別)。希望者には事前説明会実施。詳細TEL0476〜46〜0986、大沼。

■朴令鈴ピアノリサイタル…3月17日19時〜、白井市文化会館中ホール。ベートーヴェン「月光」、ショパン「ノクターン」ほか。2500円(前売2000円)。朴さんは桐朋学園大学音楽学部・研究科修了、各地でソロ・リサイタルほか音楽活動を展開中。www.aja.ne.jp/rinrin/ 問/朴令鈴を囲む会TEL047〜491〜9095、小林。

■県立手賀の丘少年自然の家…▼来た、来た冬鳥くん…2月18日(土)9時〜12時。手賀の丘公園・手賀沼周辺で冬野鳥観察。小学生(保護者同伴)以上。無料。申込は1月6日9時〜、TEL04〜7191〜1923。

■県立房総のむら「県立美術館コレクション展〜里山の風情」…1月11日〜2月12日。生田宏司「二羽の子梟」、津田信夫「鴨」ほか。風土記の丘資料館第3展示室。300円(高・大生150円)。栄町竜角寺TEL0476〜95〜3333。

 北総今昔「学校給食」

目次へ  戦後の物資不足の時代、小学生の家庭での食事は満足のいくものではなく、各小学校では、PTAのお母さん方の協力を得て、順次学校給食が開始された。
 アルマイトの食器にパンとおかず、脱脂粉乳の給食は、子どもたちの体位向上に大いに役立った。
           (昭和30年、大森小学校で)

 《文と写真/山口正士》

 ほくそう自転車日記「足あと」

目次へ  三本指のちいさな足あとが、遊歩道を横切っていた。舗装したばかりの道に、よく、犬の足あとがついているが、そんな感じだった。(本埜村滝野)

 猪の足跡のぞく猟師かな     原 石鼎

 まいたいアンケート「おもてなし」

目次へ ▼わが家のおせち作りは、6月の丹波の黒豆の種蒔きから始め、栗が出る頃にはシロップ漬け、渋皮煮を作り、その他いろいろと手作りでお正月を迎えます。(本埜村笠神、S.I.、50代主婦)

▼正月準備の一つとして、家族全員総出で自分の家の分と親戚の分の餅つきをするのが恒例だった。できあがった餅は台の上に並べられ、一部屋を陣取った。その光景を眺めながら「もうすぐお正月」とわくわくしながら思った。いろりで焼いたおこげのついたお雑煮の味が最高だった。子どもの頃の懐かしいひとこま。(印西市高花、M.A.、50代主婦)

▼主人の母が元気な頃、嫁に行った娘たちが毎年お正月に集まった時には、正月料理ではなく、里いもの煮物や漬物などごく普通の家庭料理が大変喜ばれ、私の手料理がお正月の定番料理になっていました。(白井市冨士、H.S.、60代主婦)

▼最近、おせち料理は手抜きになり、好きなものだけを作るようになりました。でも、絶対に欠くことができないのは「ひたし豆」。数の子入りで、簡単なのですが、家族はこれがあったら何もいらないと言います。(本埜村滝野、M.N.、50代主婦)

▼年末年始はいろいろ出掛けていますが、食文化の違いを感じるのは、特におせちやお雑煮が多いです。四国に行った時、あんこ入りの雑煮が出てきたのにはびっくりしました。(印西市内野、H.I.、20代会社員)

▼結婚して数年後、主人の兄が茶碗蒸しが好きだと聞き、全員で10人分を作ったのですが、一人分だけ具が足りず、具のない茶碗蒸しになってしまいました。蒸し上がって出そうとしたら、どれが具なしかわからなくなってしまったのです。後で兄がそれを食べたと聞いて、とても恥ずかしい思いをしました。(印西市木下、匿名希望、50代)

▼以前住んでいた地域で、中国、タイ、ノルウェーの方たちと友人になり、何度かティーパーティーや手芸パーティーを開きました。私の家では畳にコタツ。最初は苦手なようでしたが、しばらくすると「冬はコタツはナイス」というようになり、畳を購入して帰国した方もいました。コタツを囲んで座り込むことで緊張感も和らぎ、異文化体験もできたのでは、と思います(白井市池の上、S.O.、50代主婦)

▼友人とその姪っ子さんが遊びに来るようになって数年。年2回の我が家の恒例行事になりました。昼食はこれまで店屋物やレストランでしたが、先日、手作りのおにぎり(さけ、めんたいこ、梅昆布)、味噌汁、家庭菜園で取り立ての野菜サラダ、トマトジュースでお迎えしたところ、とても喜んでくれました。一人暮らしの姪っ子さんは、残ったおむすびをラップに包んで持ち帰ってくれました。想像以上で、私自身ビックリです。(白井市清水口、M.S.、60代主婦)

▼わが家のもてなし料理はたこやき。客人と楽しく話しながら気軽に楽しめて大好評。あつあつのたこやきと楽しいおしゃべりは何よりもごちそうです。(白井市南山、T.N.、30代会社員)

▼今はお金を出せば何でも買える時代ですが、友達、兄弟、親戚が遊びに来た時には、私が作ったぬか漬けのお新香と、お正月のお供え餅を乾燥して揚げたかき餅だけでよい、と皆さん口を揃えて言ってくれます。昔ながらのものが良いとつくづく思うこの頃です。一人息子が「お母さんのかき餅が一番おいしいよ」と口いっぱいにほおばってくれるのが、私の一番の幸せです。(白井市中、Y.U.、主婦)

▼我が家の自慢は、自家製のたくあん漬け。印西に来てはや15年。市民農園で和気あいあいで作る自信作。昨年もビッグな大根が干し上がり、先日漬け込みました。店頭のものとは一味違い、素朴でふるさとの味そのもの。おふくろの味です。来る客に必ず、帰りに一本土産に持たせてあげるのが私の喜びです。(印西市草深、H.T.、50代主婦)

▼おせちの中に必ず作る南蛮漬け。母は小鯛で、私は小鯵で作っていましたが、数年前から子どもたちの好きな鶏肉を使うことにしました。もも肉の油と皮を取り除き、うすく塩をふり、少し時間をおいて片栗粉をまぶし、少し時間をかけてカラリと揚げます。酢、砂糖、酒、みりんを合わせて玉ねぎ、ユズを入れ、揚げたての鶏肉をジューと音をたてながら漬け込みます。すぐでもよいですが、時間が経ったほうがおいしいです。一番先になくなる、うちのおせちです。(船橋市小室町、T.T.、60代)

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