ポーカーの奥深い世界 (ポーカーの奥深い世界第1話) [May 30,2005]
昨日は、京都に遠征し、テキサスホールデムの大会「リゾカジ杯」に参加させていただいた。結果は、本トーナメントでは5テーブル中上位4テーブルに残れず、サブトーナメント(敗者戦)は決勝テーブルまで残ったものの、入賞圏直前で、やはり飛んだ。結果的には満足行かないものではあったが、ポーカーの奥深い世界を垣間見ることができたのは非常に有意義であった。
トーナメントで面食らったのは、15分ごとにどんどんミニマムベットが引き上げられていき、1時間もすると10倍にも上がってしまうということであった。参加前の予習段階では、SB,BB(回り順で、強制的にベットをしなければならない位置)以外なら手を絞って、いい手がこなければどんどんフォールド(投げる)すればいいと思っていて、実際そうしていたのだが、それだと原点は維持するものの、ミニマムベットが上がることによりチップの相対的な価値が下がっていくのと、その間にチップを稼いでいる人がどんどん前へ行って優位に立ってしまい、全くジリ貧という状況になってしまうのである。
そうなると、最後には不本意なところでオールインせざるを得なくなり、結局のところ飛んでしまう。誰かが言っていたがオールインというのはじゃんけんであり、勝つ確率は手持ちのハンドにより決まっている(例えばAA対ランダムだったら約85%AAの勝ち)。確率だから、どんなひどい手であっても勝つ可能性はゼロではないのだが、それでもできるだけいい状況でじゃんけんをしたい。しかし、ジリ貧の状況だと余裕で受けられてしまい(こちらのオールインが相手方の10分の1にもあたらない、とか)、ただでさえ低い確率が相手が増えることでさらに下がってしまうのだ。
幸いに、昨日の大会の参加者46人というのは、日本ではかなり大きな規模の大会だそうである。つまり、普通の大会だともう少し人数も少なくなるであろうから(その分レベルも上がったりして・・)、自信を回復するためにはもっと勉強して、場数を踏まなければならないといけない。どういう状況のときにどの程度のベットをするのか(どのような手か見えないのは残念だが)、昨日負けた後、強い人のプレーを観察したし、これからいろいろな方のサイト(例えば、昨日経験者向け研究会の講師をされたビッグさんのサイト)を見ていろいろ勉強しようと思っている。
[May 30,2005]