AJPC東京予選B  (ポーカーの奥深い世界番外編6) [May 28, 2007]

最近ポーカー世界が全然奥深くないと指摘されてしまった。今年に入ってから未勝利で、かつビッグトーナメントは予選も含めてほとんど見せ場もなく敗退している状態では、勝負どころの描写が全くできないのもやむを得ないところである。というわけで、今週も見せ場すらなかったので番外編としてお送りすることにしました。

先々週末に羽田まで2往復、先週も羽田から大阪に飛んで大阪予選とハードスケジュールを続けていたら、とうとうここへきて体調を崩してしまった。火曜日のSTEPSの後に具合が悪くなってしまい、水曜日から金曜日まで職場に行くのが精一杯。土曜日も完全休養で浅草橋にも上野にも行かなかった。満を持して臨んだ東京最終予選だったが、またもや羽田まで行くのに体力を使ってしまい、「人としての力」がない状態でのトーナメントになってしまった。

10テーブル満卓でスタート。メインのAテーブルでのプレーだったのだが、ほとんど見せ場もなく5ラウンド300-600で残り7テーブル、KJoでスチールしようとしたらBBがJJを持っていてゲームセット。何でKJoなんかで行くのかと思われるだろうが、とにかく手が来ないのである。5ラウンド開始時点で3000点なかったので少なくともあと2周の間に勝負をかけなければならないのは明らか。1周10手の間に上位10%のハンドが来ない確率は1/3、2周20手だと1/9なので何か来るはずなのだが、1周目は全く来ない。

やや近いのはKJQTがあったけれど、それもポジションの悪いところで来る。コールされた場合かぶっている可能性が高い(AKとかAQとか)ので、ちょっと行く気にはなれない。2周目にはすでに2000点ない。ポジションが良くて前がコールしていない時に、ある程度のハンドならば勝負するしかない。カットオフの時に誰も前でコールしてなかったが、手をみるとT2でこれはとても行けない。その2手後のミドル、やはりばたばたと下りて私の番、手をみるとKJ。目をつぶってオールイン→撃沈である。

運のない状態を定義すると、
1.ハンドが来ない
2.ボードとマッチしない
3.一目負けている(ツーペア作ると高めかセットを持たれる、等)
4.ドローを引けないのに、相手には引かれる
5.自分有利のじゃんけんで負けるのに、相手有利では勝てない
といった点が典型的だと思うのだが、このすべてにあてはまってしまうのが悲しい。それも半年近く続いているというのはかなり尋常ではないようである。

とりあえず今週は、テニアンの懸かったエベレストカップと、LVの懸かったAJPCシニア。来月末のWSOPシニアに向けて、なんとかきっかけをつかみたいところである。

[May 28, 2007]

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