全日本ポーカー選手権東京予選A  (ポーカーの奥深い世界番外編5) [May 14, 2007]

先週の土・日は第一回全日本ポーカー選手権(AJPC)東京予選Aのボランティアとして、いろいろお手伝いをさせていただいた。とにかく会場の大鳥居セガ本社といえば羽田空港のすぐ近く。対してわが家は成田空港近くである。まるでわが国航空行政の無策さを再認識するような片道2時間以上の往復で、正直なところかなり疲れたのだけれど、なんといっても記念すべき最初の大会でプレイヤーセクションに自由に出入りできたことはとても有意義でまた楽しいことであった。

もちろん海外へ行けば、この程度の規模などまだまだ小さなものなのだが、カジノが合法化されておらずポーカーが競技としてしか成り立たないわが国では、オンライン上を除けば過去最大規模といって間違いない。これまで大きな大会としては、一昨年5月の京都で行われたリゾカジ杯が6テーブル、その後リゾポカやベガスカップで6テーブルとか7テーブルがあって、先日のDUKEのEPJC(エベレスト・ポーカー・ジャパン・カップ)が8テーブル、これを一気に今日更新して10テーブルである。

このほとんどに出ている私は一体何?ということはさておいて、今日のAJPC、序盤を盛り上げたのは上に書いた京都リゾカジ杯以来私と同様ほとんどの大会に出場されているH楽さんと、これまで最高の8テーブル開催実績のあるDUKEオーナー、J.O.さんであった。ともにアグレッシブなプレーで独走し、2人のテーブルからどんどんゲームオーバーの人が続く。しかしお二方とも中盤でチップ持ち同士でぶつかり合ってしまい、相次いで討ち取られてしまったのは残念なことであった。

中盤で大きくチップを伸ばしたのはわが我中軍団のGティー。ただあまりにリードを取りすぎて、下手に動くよりこのまま本大会権利を取ってしまおうという状況になってしまった。今回の予選では、最優先の目標は優勝ではなく権利確保だから理に適った戦法ではあったのだが、ファイナルに進んだ時にはもうチップリではなかったのはこれもまたやむを得ないことであった。

10テーブルからスタートして、ファイナル10名に残った中に我中からkopaさん、R子さん、Gティーがいて、DUKEからSaitohさんがいたのだから、やはり我中・DUKEグループはなかなかのものである。残念ながらkopaさんがバブルとなってしまったが、あとの方は本大会権利をGETされた。詳しい成績は主催者発表(AJPCホームページ)をお確かめください。最後に、今回ひどいよー(笑)と思ったベスト3。

3位 「J.O.さん飛びました~」のアナウンスに思わず会場内で沸きあがった拍手(まるでベガスカップのH坊みたい・・・)

2位 ファイナルテーブルで本大会権利バブル寸前のR子さん。BBショートオールイン(SBよりちょっとだけ上)なのに全員下り。これでkopaさんが一転してバブル候補に(「下りていいんだよ~」なんて声が聞こえたみたい)

1位 同じくファイナルテーブルSaitohさんA4vsMさん(美人)オールインK4の対決。会場内至る所から「キング!キング!」の呼び込み大合唱+フロップKが落ちたら拍手歓声(私はSaitohさんを応援してました。ほんとです)

[May 14, 2007]

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