99点で決勝へ (ポーカーの奥深い世界第58話) [Mar 31, 2008]
先週末はWPJ5(世界選手権ポーカー日本代表決定戦)最終戦の6maxであった。この日は湯河原でストラドル杯もあるのだが、成田空港の近くから湯河原まで行くのは辛いので、いつもどおり上野ルームへ。電車からみる満開の桜が見事である。乗り換えの浅草駅も、隅田川で花見をする人が多いためか混雑していた。
昨年のWPJ4は、年間で77点集めて決勝戦に臨んだ。今年は10月に早くも決勝進出の60点をクリアしたのだが、その後急激に伸び悩んで3月のJUMPSを終わって99点、なんとも中途半端な数字である。ぜひとも3桁にして4月第2週の決勝を迎えたいところである。
ただし、そのJUMPS(リミットホールデム)の負け方はあまり良くなかった。1ヵ月ぶりに来たAAを、95にまくられたのが致命傷となったのである。確かに、リミットの場合レイズしても付いてこられてしまうので、ノーリミットに比べてAAは強くない。それでも、95にやられるというのはショックである。フロップ9がトップペアで、リバー5が出てツーペアになったので、相手も下りようにも下りられないシチュエーションだったのも確かだけれど。
さて、この日の6max(リミットホールデム)である。前半のリバイラウンド、開始早々にA+ハイカードが続けて入るが、ボードにAが落ちず。その後ぱったりと手が入らなくなる。まあ、リミットだからコネクトやらスーツ、ハイカード2枚でぼちぼち参加する。一度KJがフルになったが、後は大した手が上がれず最後はオールインを負けて、結局4リバイ+4アドオンで後半へ。リバイのなくなるここからが勝負である。
ブラインドは400-800、持ち点は12000点からの再スタートとなる。しばらくして44が到着。普段なら参加しない手だが、負けている時は仕掛けなければならない。レイズが入っていたけれどコールで参加。フロップ567、ターンで3と出てストレート完成。これで勝負をかけられるチップ量になった。
そのすぐ後、ブラインド600-1200でAA到着。レイズが入っていたのでリレイズで相手を減らそうとする。が、誰も下りない。6maxなのにプリフロで4人残り、すでにポットは15000点近く。フロップ753。まさか64で参加している奴もいないだろうし、77ポケットでもどうかというところ。しかしベットしてもみんなついてくる。
ターンQ。うーん、QQだったらいるかもしれないなあと思いつつ、レイズしてとうとうポットは30000点を超える。そしてここで一人オールインとなり、リバーragでそのまま。相手がセットなら仕方ないとあきらめてオープンすると、なんと下家のハンドは75のツーペアである。2週続けて、同じような手にAAをまくられてしまった。
結局このダメージが大きく、次のブラインド1000-2000で自然死状態となってしまったのだけれど、これで3月は、1回もAAでポットを取れないというひどい月になってしまった。こんなことならAAなんか来なくていいよ、と思いつつ、それでも決勝戦は昨年の二の舞とならないようがんばりたいと思ったりする。とにかく、昨年より20点以上多いのである。
[Mar 31, 2008]