久々の岡山 ポーカーの奥深い世界第99話 [Oct 31, 2011]
ロングラン出張もようやく終わり、土曜日の夕方に四国のとある町で自由の身になった。高松まで出て飛行機で帰るにはちょっと時間が遅い。高松空港は駅から空港までちょっと時間がかかるのだ(そもそも、予約していない)。そこで、特急に乗って岡山に向かうことにした。翌日の飛行機なら特便割引で安く買えるし、岡山にはBad Beats Barがある。
考えてみれば、6月にラスベガスに行って以来、そろそろ半年近くなろうというのに全くカードにさわっていない。世間では、世界各地で日本人プレイヤー活躍の話題が届いているが、こちらは日々の仕事をこなすのに精一杯である。
ホテルに荷物を置いて、大急ぎで夕食のラーメンを食べて、BBBに着いたのは午後9時前。店主tagamanがポーカーテーブルの前で焼酎オン・ザ・ロックを飲んでいた。なんとこの日は、tagamanのリアル・バースデーだそうで、おめでたい日にたまたま来てしまったことになる。あけみんは名古屋に出張中で会えなかったが、後から携帯でご挨拶する。
1階のオージーズ・バーがかなりにぎやかで、しばらくしてローディーがミニスカート姿で上がってきた。この日はハロウィン・パーティーとのことで、1階はかなりにぎやかだ。そしてなんと、ローディーはご結婚されたとのことで、お相手はAJPCでも活躍されたポーカー・プレイヤーとのことである。重ねて、おめでとうございます。
今年は夏休みも取っていないので季節感が乏しいが、ハロウィンということは秋も終わりで、これから年末に向かう訳だから今年もおしまいである。忙しい忙しいと言っている間に時間は過ぎていく。うかうかしてはいられないのである。
メンバーの多くが1階のパーティーに出ているとのことで、その間にtagamanとゆっくり話ができたのはよかった。tagamanはこの夏、2ヵ月近くの長期間マカオに行っていたそうで、大変うらやましいことである。マカオにポーカープレイヤーが集まってしまったためか、テニアンのカシノフロアは縮小されてしまい、ポーカー卓もあまり立っていないとの話を聞いた。そういえば、テニアンにはもう何年も行っていない。JALサイパン便の廃止は非常に影響が大きかったということであろう。
9時半過ぎに6名でスタート。岡山らしく、半数が国際プレイヤーである。何といってもしばらくぶりのポーカーであるので、おとなしくおとなしく打つ。tagamanのフロップフルにリバーまでコールで付いて行ってチップを減らしたり、こちらのAKフロップフルはポット打っただけでみんなに下りられたり、なかなか調子が出ない。ハイペアも来ない。まあ、いつものことである。
考えてみれば、毎日のようにやっていてもいいハンドが来ないのに、たまにやって来るはずがないのである。これは、確率上明らかなことである。
それでも、スタートチップ3000点に比べてブラインドが小さいので、手を絞っている間にオールインの応酬が始まって、何とかヘッズアップに持ち込む。相手はローディー、チップ量はこちらが3分の1くらい。。そして、毎ハンドでレイズされてしまう。まあ、このシチュエーションでは仕方がない。オールインを1回勝ってようやく追いつくくらいである。
そして、おあつらえ向きにAQoが来た。オールインを入れると、ローディーがコール。K8なので6割弱の勝率。フロップ345。まずひと息。ターン7、何だか変な方向に伸びてきた。6、8、Kの10アウトもある。そして案の定リバー8。無情にもラストで引かれてしまった。まあ、ご結婚お祝いということで。
休憩後に第2ラウンドに入る。ここでサプライズゲストのシャークさん登場。またもや持ち馬を増やした話や、愛馬の3着流しで束ゲットのお話をお伺いしている間に真夜中を過ぎてしまう。第2ラウンドはジリ貧で、いいところがありませんでした。
久々のポーカーは体力的には一杯一杯だったけれど精神的にはいい効果があったようで、家に帰って奥さんから、疲れた顔はしているけどうれしそうだと言われた。本当に久々にカードに触れて、ストレスが軽減されたようだ。tagamanありがとう。また行くからね。ローディー、シャークさん、ご一緒した皆さんありがとう。また、お会いしましょう。
[Oct 31, 2011]